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ウィルスというものは抗体によって滅ぼされるものではないのでしょうか?

凄く疑問です。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

確かに抗原・抗体システムは生体内に自らと異なる物質が入ってくると、もっぱら活性酸素種を動員して、それを破壊しようとします。

でもそれが完全ならもう病原菌もウイルスも地上には居ないでしょう。ウイルスの戦略は以下の通り、少数の生き延びたウイルスは特定の臓器、今回は肝臓へたどり着きます、経路は血流で自分は何もしません、いやここが新しい住処だということはわかるのです、糖鎖が働きます。さてウイルスは粘膜をすり抜け細胞膜を通り抜けます、そのための兵器を持っているのです、最後に核膜に自分のDNAプラスαを注入します、このαは肝臓細胞のDNAにウイルスのDNAを組み込む小さなタンパクです、一旦ウイルスのDNAが組み込まれた肝臓細胞は、増殖部分を乗っ取られ果てしない増殖を始めます、それも元々のDNAではなくウイルスのDNAだけを狂った様に作り続け、同時にウイルスの体を構成しているタンパクも作り続けます。肝臓細胞の中で莫大な数の新しいウイルスが作られ、最後に肝臓細胞は破裂しウイルスは周りの肝臓細胞にばらまかれます。こうなったらもうアウトです。速度が小さいのだけが救いで、医薬でウイルスを殺しますが、医薬は正常な他の体細胞の働きも阻害するのでとても嫌。
なお、肝炎ウイルスより嫌なのがHIV(エイズ)ウイルス、なんと白血球に寄生するので、抗原・抗体システムが破壊され、どんな病原体も自由にお入り下さいになる。
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この回答へのお礼

ほほう・・・詳しい説明、ベリーサンクスです。人体はウィルスを殺すことができなくて逆に自分が殺されてしまうまで、長いあいだ飼い続けてしまうことがあるのですね。

お礼日時:2016/04/28 15:26

ウィルスだって、むざむざと滅ばれるのを甘受しない奴もいるだろうからね



偽装したり、鎧をまとったり、死んだふりしたり
様々な方法を試しているから
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この回答へのお礼

全滅させるか、殺されるかではなく、共存みたいなことにもなるのですね。サンクスです。

お礼日時:2016/04/28 15:27

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