牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

FX
ネットで東日本大震災の時に円が買われ円高になったと書かれていたんですけどなぜ地震か通貨の値動きに影響するんですか?

A 回答 (2件)

通貨は実需(商取引)と投機(投資家による売買。

FX含む)の両方で売買されていて、激しく動くのは投機の影響です。
為替は投資家の思惑によって左右されます。

で、世界的に見ると大災害が起きるとその国の通貨は下がるのが一般的ですが、日本の場合は「保険会社に多額の支払いが発生する→保険会社が海外株などを売却して円を買う→円高になる」という「想定」をした投資家が円を買ったと言われてます。
つまり為替が動いた理由は、保険会社の取引で円高になるだろうと考えた投資家の思惑の結果です。(保険会社の取引そのものではない。)

ただこれも後付けの理由であって、次の災害でも同じようになるとは限りません。
また為替はもともと日本で起きた事由よりも他国で起きた事由の影響が大きく、震災後の動きについても震災がなくてもそれほど変わらなかったのではないかという意見もあるようです。

もしこれからFXを始めようとされているなら、FXは半ばギャンブルだと承知しておいて下さいね。
なにしろ為替の動きは世界中の投資家の思惑次第ですから。^^;
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一般的な回答をすると#1さんのような理由づけだとかリパトリとか言われてますが、実際はちょっと異なるという認識があります。

というのは、震災直後から下落して津波と原発問題が発生した直後に最安値更新してますが、この動きはそれを想定すると非常に不自然なのです。第一、そもそも震災直後に急に保険支払いが出るわけでもないし、わざわざ外貨を移動しなければいけないかと言われると理解に苦しむケースも多いからです。

当時すでにリーマンショック等で円高傾向にあったのがさらに滑車をかけて一時70円台になってました。つまりすでに円高だったわけでそれに加えてさらに円高が進むと日本の海外進出してる多数の大企業にとっても非常にまずいわけです。有事なのですから、下がり過ぎれば当然政府が介入することが想定できるわけで、つまり第一は機関投資家による日銀等の介入を想定した仕掛け売りによるもストップ狩りが大きいのです。特にビックニュース直後の短期的に大きな動きというのは、大抵は仕掛けによる投機ですから落ち着いたら戻すことが簡単に想定できるならばそれを見越したストップ狩りなんかも平気で行われるのがこの世界なんですよ。
また日本円は安全資産と言われてる所以ですが、財政赤字が大きくてもどんなことがあってもまず日本円が無価値になると考えてる世界の投資家はほとんどいませんし、他の国に比べて様々な政治的ないざこざによる経済リスクが少ないと考えられてるからです。つまりそれだけ外資による日本投資も盛んに行われているので、万一地震等でダメージがあっても損切りするより耐えて持ち直そうと考えられると言われています。そのためには、一時的な停滞に耐えられるための資本が必要で、つまりは海外投資家による日本へのすぐさまの一時的な資金投入が一気に行われることになります。

企業基本的にはその国で問題が起きると売られまくるのですが、日本の場合は阪神大震災といい逆に変われるという不自然な動きになります(北朝鮮のミサイルでも同様)。この傾向が今後も同様かしませんが、要するに、世界の経済がリスクオフになる→安全資産の円が買われる。日本の地震等でリスクが高まる→一時的な暴落によって大きく損切りするより当面を堪えるためのまとまった資金の流入、と言う形でどちらのケースでも変動しないことを前提に買われると言う動きになるのです。
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