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いきなりですが、青銅は、錫と銅で出来ているんですよね?
以前質問したところ通常の銅より青銅は低い融点で解かせるとのことでした。
これは、鉛と銅では出来ないのですか?

A 回答 (3件)

鉛と鉄の合金は色々な意味で弱すぎる。

青銅は中国史の周王国が勃興したのは錫と銅の合金として青銅を車軸とし馬を駆動力とする「戦車」の巨大な機動力を手にした為です。
だが銅だけでは融点が高すぎる、だから銅と性質が近いが融点の低い錫を導入した。融けた錫に銅を溶かせば、銅の融点は低くなったのと同じ。春秋戦国時代後期に鉄が大量に供給されるまで青銅は最も重要な合金でした。
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ちょっと調べた限りだと, Cu-Sn系と Cu-Pb系では組成と融点に関してかなり性質が違っているようです.



Cu-Sn系では Cu の融点と Sn の融点の間を組成に応じてだいたい直線的に変化している (つまり Cu と Sn が同量ずつだとだいたい中間の融点になる) のですが, Cu-Pb系では Cu が 0 % から 10 % の間で急激に融点があがり, それ以降はゆるやかに上昇して Cu 100 % で Cu の融点に一致します (あたりまえだ).
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鉛と銅の合金の性質は多分調べられていると思います。


冶金屋は状態図で合金の性質等を考える事が多いので、
鉛-銅の合金で各々の割合がどれくらいならどの様な融点でどの様な結晶構造を持つかというのは、何十年も前に調べて本に纏められていると思います。
私が若い頃、既に外国の文献で色々な2元型合金(合金の元素が2種類)の文献を観た記憶がありますね。
当時、各種の合金の状態図を本としてまとめてバイブルのようなものが2冊ほど有名な本が有ったように記憶しています。
銅と鉛がその中に有ったか記憶が定かではないですが、銅も鉛も珍しい金属ではないですから、過去の研究者が研究をやっているはずです。

それを踏まえて、既存の金属工学の本等を読むと鉛と銅の合金を取り上げている部分がないですから、
特筆して有用な用途がないものと推測します。
用途があったとしても極少量用いられているとかだと思います。
(専門書をちゃんと調べないといけないですね。)

青銅の融点は確かに銅よりも低いですが、錫の量とともに融点が下がっていくような状態図になっています。
銅の入手は容易なのですが、錫の入手は業者を通すなりして行わないといけないので、入手性の難易度は高いと思います。
青銅合金の一種としては10円硬貨がありますが錫の含有量は低くく、純銅と同等と言う場合もありますね。
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