知人「英詩人エリオットが病気の妻を見捨てたのは神への忠誠であり、”典型的キリスト教徒”の行動なんだ」

クリスチャンの方、聖書の内容を知っている方にお聞きしたいのですが、知人のこの解釈はおかしいと思いませんでしょうか。

この発言の後、知人は「エリオットは世間に猛バッシングを受けた」と言っていましたので、尚更おかしいと思います。

キリスト教国である英国の世間が「猛バッシング」するということは、それはすなわち「典型的キリスト教徒」に反感を買うような、”非”典型的キリスト教的行動だからだと思われますし、

それに加え、結婚の誓いの時には、
「幸せな時も、困難な時も、富める時も、貧しき時も、病める時も、健やかなる時も、死がふたりを分かつまで愛し、慈しみ、貞節を守ることをここに誓います」
とありますし、エリオットが猛バッシングを受けたのは、単にキリスト教の教えに反しているからでしょう。

ちなみに知人は、自身を知識人だと自負しているような人です。
ただ、アンチキリスト教、アンチ西洋社会の考えが少しある人なので、キリスト教のことを悪く言うことも多い人です。

前述しましたように、クリスチャンの方、聖書の内容を知っている方にお聞きしたいです。
ご回答よろしくお願いいたします。

私は、発狂してしまった妻など早く病院に入れてしまえ、会いにもいかない、それによってまた神への献身ができるなどという教えは、キリスト教にはないと思います。

No.1 回答者： 1paku 回答日時： 2017/12/23 20:27

どんな状況でも、離婚禁止です。

No.2 回答者： ダージリン玄米 回答日時： 2017/12/30 06:09

クリスチャンではないんですけど

そもそも、聖書の内容って
いろんな風に解釈できる部分があったり
矛盾していたり
意味がよくわからないところがあったりするのです
（だからこそ、長く読まれてきたのでしょう）

だから、聖書のある部分だけを取り出して解釈すれば
「キリスト教の教えからの行動」
ということはできるんじゃないかと思います

ちょっと思い出すのは
イサクの犠牲とかですけど…
神への忠誠のために、愛する息子を捧げる話ですね
ここでは、家族への愛より
神への忠誠が優先されることが正しいってことになりますけど
でもこれ、旧約聖書の話ですし…
私が聖書を読んだ限りでは
（全部読んでません）
イエスは病人を見捨てられない、助けてあげようとしたように思うので
病人を見捨てるということは
イエスの教えとは違うように思いますけども

でも、それも教派によって違うと思いますよ

イギリスはプロテスタントの聖公会だと思うんだけど
たぶん、カトリックとあまり変わらないはずなので
だとすれば
聖書の記述に対するこだわりが少なめというか
聖書絶対主義ではない、のかなと思います