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セカンドサーブがスピンサーブなのですが、オーバーしてフォルトしてしまうことがよくあります。何か改善方法はありますでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • スピンサーブの打点は高い方が良いのでしょうか??

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/12/28 23:30

A 回答 (3件)

私もあなたと同じ様な悩みを持っていましたので、経験に基づき心を込めてお答えしたいと思います。


また、自分を省みるためにも答えを作成する機会を得たことはとても良い経験になりました。
あなたの質問に対して、少し基本に戻ることになるので、既にご存知でしたら読み飛ばしてしてください。

フォームの再チェックを含めて一読いただければ幸いです。


第1のチェックポイントは、「あなたのフォームに合った打点(理想とする打点)でボールを捕らえているか?」に
なると思います。
どんな種類のサーブでも同じことですが、力みがなく体全体でサーブした時に、最もボールに力が加えることが
できる打点(理想とする打点)を確認することになります。

例えば、フラットサーブで、「最もボールに力を加えることができる打点(理想とする打点)」で捕らえた時の
打球音は、「バン!」と破裂音の様な音がすると思います。
(「バン!」はイメージです。心地よい音がすると思います。)
その時、音の割には手や腕に振動や衝撃が無く、その上、上体の余計な力も抜けていると思います。
これは「理想とする打点」でサービスが打てている証拠だと考えます。

気を付けて欲しいのは、サーブの動作の時に体も移動するので、動きの中で相対的に打点を確認する必要がある
ということです。

どんな種類のサーブも体全体を使って効率的に打てる打点(理想とする打点)を理解できることから始まると
思います。
自分の力が伝わりにくい打点で打っていると、その積み重ねによって疲労して安定したサーブが打てなくなる
可能性が高くなると推測されます。


第2のチェックポイントは、
「サーブを打つ度に打点がズレていないか」「打点がズレているのに無理に打っていないか」チェックすることと、
サーブ入る時に必要な確認動作行うことだと思います。

基本的に「同じフォームで打てる」ことがサービスの確率を上げるための重要な要素のひとつだと考えます。
サーブで打点がずれているのに、それに合わせてフォームを変えてしまうと、安定したフォームの再現が
難しくなりますよね。
少なくとも、サービスを打つ前にスタンス(両足の位置と体の向き)とグリップの握り方の確認を、
サーブの動作に入ってからはボールの打点の確認を、常に意識して行えば極力同じ様に再現することは可能だと
思います。(サーブの打点が合わなければ、打つのを止めてサーブをやり直すこともできますよね。)

繰り返し意識して練習することによって、やがて自然に行うことができる様になり、サーブの安定につながると
思います。
その上でフォルトするのであれば、スイングスピードや体の動作の確認等を行い調整してサービスの確率を
上げて行くことになると思います。
実際の試合では、ボールが異なってきますし、天候などの不安定要素もあり、調整すべき要素が増えてきますので、
尚更のこと、不安定要素を練習で極力無くしておくことが大切だと思うのです。


まとめとして、サーブの確率の向上のために次の2点がポイントになると考えます。
(1)自分で意識してサービスの不安定要素を排除することによって調整に必要な要素を極力少なくする。
(2)「理想とする打点」で打つことによって、疲労等による不安定さを極力抑える。


(1)に関しては、ルーティンという視点からも大切だと考えます。
プロテニスプレーヤーがサービスに入る時、ルーティンとして様々な確認動作を行っている姿を見かけると
思います。
その時、多くのプレーヤーがスタンスとグリップを確認していると思います。
必ずといっていいほどルーティンとして取り入れていることからも重要な確認動作だと思うのです。

(2)のサーブの打点に関しては、サーブの種類で意図して変えている人も多いですよね。
ご質問にあった2ndサーブのスピンサーブは、フラットやスライスに比べて打点が後ろ(背中側)になると
思います。
このサーブの種類の差による打点差は、そのサーブの種類で打点とフォームが安定していることと、
力強いサーブが打てる範囲であれば大きな問題は無いと思います。
(なるべくこの差が少ない方が更に安定したサーブが実現できると思います。)

私は、全てのサーブの基本と考えるフラットサーブでの「理想とする打点」を確認できていることが最も重要である
と思います。
この「理想とする打点」を基準として持っているからこそ、様々なバリエーションのサーブが実現できると
考えるからです。
また、威力のあるスピンサーブを打つために、このフラットサーブの「理想とする打点」に近い打点
(一般に言われる厚い当たり)で打てるようになることも大切だと考えています。


以下、あなたのご質問の回答として補足説明させていただだきます。

まず、フラットサーブの「理想とする打点」を確認することと、
その時、体全体でを使って、上体をリラックスしてサーブを打っているか合わせて確認することになります。
この時、サーブが狙ったところに行っているか確認しながら、スタンスやグリップを含めてフォームを
作っていきます。

その後、その打点に基づいて、ボールにスピンをかけて行きます。
基本的にはラケットがボールが当たる部分と当たる角度を変えることになります。

打点はフラットサーブの「理想とする打点」より後ろ(背中側)で、落ちてくるボールを下から上に
スイングスピードを速くして擦り上げてゆくイメージです。

この時、どのくらい打点を後ろにするかは個人差があるので確認してください。
下から上への速いスイングスピードを実現させるためには、グリップを上に持ち上げてボールを打ちに行く直前に、
腕の力を抜いてラケットのヘッドを背中側にダウンさせることも大切だと思います。
その脱力状態から一気にラケットヘッドを加速させてボールを下から上に擦り上げることになると思います。
ボールのどの位置をどの角度でヒットするかは、打点とスイングの軌道、グリップによって異なるので更に確認が
必要です。

グリップとしては可能であれば「コンチネンタルグリップ」が好ましいとされています。
このグリップは、どの種類のサーブを打つのにも適していますが、特にボールに縦回転を掛けやすいので、
スピンサーブでは有効であると考えます。

あくまでも上体をリラックスさせて体全他を使って打つイメージを作っていくことが大切だと思います。
この時、やはり打点を安定させることがサーブの安定につながると思います。


加えて、ご質問で「スピンサーブの打点を高くする」ことに触れられていますが、
上手くラケットを加速させてボールに力を加えることができれば、スピン量が増えて高い弾道のスピンサーブが
期待できます。

ただ、自分の「理想とする打点」から大きくずれると、ボールに力が伝わりにくくなり、力の無いかすれた当たりの
サーブになる恐れもあります。
(時々、サーブに変化を与えるために、あえて許容範囲内で高い打点で打つことはあっても良いかと思いますが。)

また、現状でもスピンサーブでオーバーしていることを考慮すると、まず「理想とする打点」を探して、
安心で再現性のあるサーブを身に付けることから始めることが大切だと思います。


どうしてもアウトが直らないのであれば、他のストロークとの兼ね合いもあるのですが、
ガットのテンション、場合によっては、ガットの種類や太さを変えてみる方法あると思います。
(まずはフォームのチェックから始めることが大切だと思います。)


話が長くなって恐縮ですが、参考になれば取り入れてください。
打点の話がくどくなりましたが、「理想とする打点」は人によって異なり、それを安定させることが何よりも
大切だと感じたからです。
他の方の意見も是非参考にして下さいね。

ではでは。
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この回答へのお礼

とても丁寧で詳しい解説ありがとうございます。とても参考になりました。
自分の理想の打点を模索しながら練習に励みたいと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2017/12/31 01:51

とりあえず改善するまでは、かなりの対角でコートの距離を稼いでみては?


漠然と入る入らないって練習するよりは、ネットの上10cmくらいにマト置いて狙うのが分かりやすいかも
とにかく強く打つのが肝です。回転かけるために強く打って、オーバーした分は低く打つのですよ
この回答への補足あり
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オーバーしてしまうのは、回転量が足りないからです。


回転量が十分なら入っているはずです。

回転量を十分にするためには、キチンと振り切れなくてはなりません。

キチンと振り切るためには、一定の正しい打点と振り抜きの方向が必要です。

最悪なのは、ダブルフォールトしたくないと思って入れに行こうとして、思いきって振れなくなることです。
屋外で風があって、トスアップが一定しないのなら余計入れに行ってしまうでしょう。

とにかく「自分の打点をしっかり意識して振り切ること」ですね。
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