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「空港」という言葉を何気なく使っていますが、この言葉って最近出来たはずですよね?
飛行機自体が昔はなかったと思うので・・・
そこで「空港」という言葉はどういう経緯で、また誰が作ったか、知っている方いますでしょうか?

A 回答 (6件)

戦前、日本に空港という名の施設はなく、東京国際空港は「東京飛行場」、大阪国際空港は「大阪第2飛行場」などすべて飛行場という名称でした。

 それが戦後、米軍の接収を経て運輸省(現国交省)の所管になった時、管理や費用の負担などについて定めるため多くの飛行場が空港整備法の第1種~第3種空港に分類され「○○空港」に改称されました。
しかし、滑走路の長さが1200メートル未満か、あるいは定期便が就航していない規模の小さな飛行場や旧日本軍の基地だった飛行場、近隣に他に第1種~第3種空港がある場合は空港整備法第2条の対象外となり、戦前の「○○飛行場」という名称のまま取り残されました。 百里飛行場や美保飛行場、調布飛行場(東京都調布市)など、このとき「空港」になれなかった飛行場が今も「○○飛行場」という名称で登録されています。
上記の通り、日本に「空港」ができたのは戦後ですが、「空港」ということば自体は戦前からありました。 古くは1932年刊行の「現代語大辞典」にエアポートを空港とする解説が写真付きでみられます。 しかし、その当時の新聞では「飛行場」「空港」を区別しておらず、違いはみられません。 東京飛行場を出発した民間航空機が空中衝突事故を起こした38年、当時の東京朝日新聞は原稿の中では「羽田飛行場」としていますが、見出しでは「羽田空港初の惨事」と書いています。 その前年の中外商業新報(現日本経済新聞)でも米国で発生したドイツの飛行船の墜落事故を報じる記事で原稿中は「レークハースト飛行場」としながら見出しでは「レークハースト空港」と打っており、飛行場と空港を同じことばとして使っています。
戦前は飛行場と空港に違いはありませんでしたが、戦後、空港整備法によって「空港」が「飛行場」から区別されたことによって、規模の大きな「空港」と小さな「飛行場」というイメージが醸成されていったようです。
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この回答へのお礼

戦前は飛行場という名前で呼んでたんですか。
そして今でもその呼び方で残ってるとは!
ありがとうございます。

お礼日時:2018/02/03 00:33

空港がairportの翻訳語であるのは、間違いないです。



ではなぜ飛行機の発着場をairportとよんだかというと、元々飛行機は「空を飛ぶ船」だったからです。

現在でも航空業界では飛行機をシップ(船)と呼びますし、責任者はキャプテン(船長)と呼びます。乗降するドアが左側なのも船が必ず左側を接岸することに由来していて、かなりの部分のルールが「船が港に接岸し出発する手順」を参考にしているので、空の港ということでairport:空港になったのです。

ちなみに「世界最古の空港」は1909年に開港したCollege Park Airport(カレッジパーク空港)で、場所はアメリカのメインランド州カレッジパーク市でライト兄弟のウイルバー・ライトが関わっていたようです。この空港が「airport」という名称を最初に使った空港です。
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この回答へのお礼

1909年が最初の空港ですか。興味深いですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2018/02/03 00:32

もっとも古く文章化されたのは下記のもののようです。

そのころから使われ出した言葉でしょう。しかし、誰が言い出したかは、書かれたものがなければ分かりません。

 [日本国語大辞典]より
くう‐こう[‥カウ] 【空港】
〔名〕
航空輸送のため公共の用に供する場所。エアーポート。
*現代語大辞典〔1932〕〈藤村作・千葉勉〉「くうこう 空港 飛行機や飛行船などが停まる所。エアポート(airport )」
 1932年は昭和7年です。
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この回答へのお礼

*現代語大辞典〔1932〕
なるほど。
そのくらいからあったのですか。
ありがとうございます。

お礼日時:2018/02/03 00:31

経緯や誰が、などはよく知りません。

ただ、感想としてただの直訳で、味も素っ気も無いものなので、役所か新聞社かの翻訳だろうぐらいには思います。
ちなみに、bookkeeping->簿記、などは、音と意味とを生かしたオシャレな名訳です。こういう訳語だと「誰がどんな経緯で」は気になります。
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この回答へのお礼

ちなみに、bookkeeping->簿記、などは、音と意味とを生かしたオシャレな名訳です。こういう訳語だと「誰がどんな経緯で」は気になります。

たしかにその訳はすごく気になりますね!

お礼日時:2018/02/03 00:29

私の小さい頃は「飛行場」って呼んでいました。

それから多くの乗客の乗り降りする旅客機が飛んでくる飛行場が「空港」って呼ばれるように。今でも、羽田・成田空港、調布飛行場とか呼ばれています。英語でも「AIRPORT]と小規模な飛行場「AIRDROME」は使い分けされています。
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この回答へのお礼

英語でも分かれてるんですね。初耳です。
ありがとうございます。

お礼日時:2018/02/03 00:30

わざわざ考えるほどのことでもないです


エアーポート(空気・港)をそのまま日本語にしただけです
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この回答へのお礼

そのままだったのですか。
ありがとうございます。

お礼日時:2018/02/03 00:30

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