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画像の問題の、dについて

解説では、
(d)溶液100mlに塩酸2滴=0.10ml加えることは、溶液1Lに塩酸を1.0ml加えることと同じ。後者で考えると、増加したCl-は1.0×10^-3mol(およびmol/L)となる。したがった平衡に達した後に溶解している[Ag+]は[Ag+]=Ksp/[Cl-]
=1.0×10^-10(1.0×10^-5+1.0×10^-3)
≒1.0×10^-7(mol/L)
となっていました。

私は溶解度積を使うときに用いる、濃度は平衡に達したときのものだと思っていたのですが、解説で用いている[Cl-]=1.0×10^-5+1.0×10^-3って、塩酸を加えた瞬間の濃度であって、平衡に達した時のものではないですよね?なぜ、それで計算が成り立つのかがわかりません。そもそも私の溶解度積の認識ミスでしょうか?

「画像の問題の、dについて 解説では、 (」の質問画像

A 回答 (1件)

[Ag+]=Ksp/([Ag+] + 1.0×10^-3)が正しい立式です。



ここで、[Ag+]<<1.0×10^-3 と仮定して、
[Ag+] + 1.0×10^-3≒1.0×10^-3と近似し、
[Ag+]=Ksp/(1.0×10^-3)=1.0×10^-7
したがって、仮定は妥当である。
(答え) 1.0×10^-7 (mol/L)

これが[Ag+]を求めるのが正しい解き方です。
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