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整数論を独学で勉強中なのですが、今、読んでいる本に「無限数列が有限個の値しか取らないならば、ある1つの値だけを取る無限数列が存在しなければならない」という記述があったのですが、どういう意味でしょうか?証明などがあるなら、それも含めて教えてもらえるとありがたいです。

A 回答 (6件)

無限数列とは末項が存在しない数列です。



例を挙げると、「全ての自然数を表す数列を示せ」という問いの解答は、An=n(n=1, 2, 3…)になります。
自然数は無限に存在するため、末項が存在しない数列(=無限数列)になります。

これが「1~10までの自然数を表す数列を示せ」だと、An=n(n=1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10)になります。
この場合、末項はA10=10になるので有限数列になります。

無限数列が有限個の値しかとらないということは、n→∞でもある値になるということです。
簡単な例だと、An=1(n=1, 2, 3…)のような有限の整数値を持つ定数の数列が挙げられます。
つまり、数列Anにおいて、nに依存せず、有限の整数値をとる数列は、n→∞でも同じ有限の整数値になります。
(整数論にとらわれないのであれば、有限の実数値をもつ定数)

あと、整数という縛りがないのであれば、nに依存する数列でもn→∞で、ある有限値になる数列があります。
簡単な例だとAn=1/n(n=1, 2, 3…)です。これはn→∞だと0に収束します。

証明という回答ではないですが、ご参考まで。
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無限数列が有限個の値しか取らないならば


その有限個の値のうち少なくとも1つを取る
この数列の項が無限個あるということです。
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背理法で瞬殺.

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この記述は不完全だと思います。


「無限数列が有限個の値しか取らないならば、その部分列にある1つの値だけを取る無限数列が存在しなければならない」と補足して説明して見ます。部分列とは、もとの数列の中の、一部分の数を並べた数列です。一般的には、これは整数論とは無関係の議論です。
有限個の値というのが、1個で値が2の場合には、2ばかりが並ぶ無限数列2,2,2,2,・・・となります。有限個の値というのが、2個で値が2と3の場合には、2ばかりが並ぶ無限数列にところどころに3がまじった数列を次のように考える:3,2、3,・・・。もしこれが3,2の繰り返しなら、部分列として、3をすべて除去すると、2ばかりが並ぶ無限数列となります。また部分列として、2をすべて除去すると、3ばかりが並ぶ無限数列となります。いずれも、部分列の中に、ある1つの値だけを取る無限数列が存在します。もとの数列に3が有限個しかない場合は、2をすべて除去すると、3ばかりが並ぶ数列は有限数列となります。
 ある1つの値だけを取る無限数列が存在しないときは、有限数列ばかりですから、値の個数をnとし、有限列の個数の最大値をmとすると、もとの数列の個数はmnを越えないから、もとの数列の個数は有限となる。これは、もとの数列が無限数列だという仮定に反する。ゆえに、部分列の中に、少なくとも一つの値だけの無限数列が存在する。(有限数列を有限個集めても無限にはならない。)
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引用されば文章を確認したいので、


本の名前と著者、書いてあるページを示してください。
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問題の意味はNo.4にある通りでしょう。

整数論とは関係ない、とっても簡単な話です。考え過ぎなきゃ分かると思うな。
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