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- 回答日時:
ソモジ-ネルソン法は還元糖の定量方法として古くからよく知られた方法ですが、原理は試薬中に存在する2価の銅が糖の還元力によってどれくらい還元されるか(1価の銅になるか)を測定するものです。
ですから別に糖でなくても還元力のあるものならなんでも反応します。反応によって変化した青い色の吸収量はサンプル中の物質の還元力に比例しますので、吸収量からそのものの量(こ場合の糖の量)を定量することができるのです。ここで言う係数の意味がちょっとわかりかねるのですが、おそらく吸収(OD)を濃度に変換するためのファクターのようなものなのではないでしょうか?そうだとすると、それは実測と経験から出てきた値ではないでしょうかね?普通は濃度既知の標準物質を同時に測定して(もちろんブランクも)それをキャリブレーションすることで未知濃度の検体の濃度を算出するのです。
同じ濃度の糖でもできた青い色をいくらの波長で測定するかによっても変わってきますし、試薬とサンプルの液量比によっても当然変わってきます。貴方のおられる研究室で代々受け継がれてきた測定方法と係数ではないかと思うのです。それはそれで大事なものなんですが。
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。質問の補足をします。1.449とは、N/20チオ硫酸ソーダ1mlに相当するグルコース量(1.449mg)らしいのですが、どのように算出されたものなのか知りたいのです。多分、計算で算出されたものと思うのですが?
補足日時:2004/10/18 08:20お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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