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来春に試験を受けるか迷っています。
就職して3年たったら試験を受けると
自分の中で決めてきました。
説明会に行ったり、HPを見たり、
クロスロードを読んだり・・
しかし、そのように調べていくうちに
「青年海外協力隊の虚像」という本や、
協力隊を批判するHPに出会し、
きれいな面ばかりではないのかもしれないと感じ、
戸惑っています。
 また、帰国してから仕事を探すときに
その2年間は人事の方にどう評価されるのかと・・。
このまま日本に留まり、キャリアを磨いていくことの方が
賢明なのでしょうか。ちなみに希望職種は婦人子供服です。
実際に協力隊に行かれた方、良い面、悪い面共に、
また、人事の方は協力隊のことをどのように考えているか教えていただきたいです。

A 回答 (4件)

協力隊事業が始まってから既に三十数年が過ぎ、派遣された隊員も数万人にのぼる訳ですから、積極的に応援する人も批判的になる人もいるでしょう。


今は独立行政法人の国際協力機構が所管ですが、元々は外務省直下の特殊法人ですので、良くも悪くもお役所仕事的な管理も多々みられ、ある意味で「日本の社会組織には飽き足らない人が多い隊員」から見れば、その体質に合わない人も居るのは確かです。

しかし、それは裏返して見ると「周りのサポートに頼る自分がいるから」こそ感じることで、内外の色々な制約や環境の違いにもめげず周りから見ても立派な活動をしている人もいるし、要は物事を「非観的にみるか」「楽観的にみるか」の差でしょう。

協力隊で良く言われていることは、「どこの派遣国/派遣先になる」は「宝くじを買うような物」ということで、住み易い/働き易い国もそうでない国もあるし、暖かく迎えてくれる職場(派遣先)もあれば、そうでない時もあります。でも、協力隊員は決して遊びに行く訳ではなく、途上国の人たちにあなたの持っている技術や考え方を伝えることで、その国の人々の生活を改善し、国を発展させることを目的としているのですから、与えられた環境内で精一杯の活動をすれば良いのだし、さらに可能ならば環境を変えることもできるでしょう。

【帰国後の進路】
任期終了後の進路については、少し非観的に考えておいた方が良いでしょう。
一応色々な企業に働きかけをして就職情報を提供してくれますが、職種により極端なばらつきが有ります。一般に医療職は求人が多く、スポーツ関係の隊員向けの求人は少ない傾向にありますが、婦人子供服については判りません。
企業や人事部の担当者にも依りますが、協力隊での海外経験は可でも不可でも有りません。協力隊OB/OGだからといって評価してもらうのではなく、その経験で得た「語学力」なり「国際感覚」なりを自分からアピールすることが大切です。海外で生活してみると「黙っていても正しく評価してくれる」という日本的な感覚から「自分から積極的にアピールすることで評価が始まる」という感覚が身に付いてくるでしょう。

「海外に行きたい」という理由ではなく、「途上国に行って伝えるに値する技術/知識」を持っていて「健康」であり「途上国の人たちの為に何かしてあげたい」という情熱があることが大切で、この情熱よりも「2年後の就職に対する不安」が勝るようならば、取りあえず協力隊は見送った方が良いと思いますよ。
厳しい言い方ですが、「途上国に行って伝えるに値する技術/知識」を持っていれば、帰国後の就職に関しても問題ないと思います。

以上。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「途上国に行って伝えるに値する技術/知識」については
大学で学び、今もその延長の職にいますが、
知識が足りないかもしれないという思いはあります。
人のために何かをしたい、海外に行きたい
この2つの理由とも、私の中には存在しています。
来春までまだ時間があるので、
じっくり考えたいと思います。
panchoさんは協力隊OBの方ですか??
差し支えなければどのような活動、体験をされたか
教えていただけないでしょうか。

お礼日時:2004/10/24 11:16

> しかし、どこにいても自分次第だと言うことは変わらないと思うのですが・・・



協力隊では、基本的に
 ・アパートなどではなく、現地の家庭に下宿して暮すこと
 ・隊員同士でコロニーを作らず、現地に溶け込むこと
を奨励しています。
そういう生活の中で必要なことは、「自分で考え・感じ・意見を持つこと」「自分から積極的に意見を言うこと」、そして「安全は自分で得ること」です。

今の日本に多い「指示待ち人間」「指示だけ人間」では全く役に立たず、「周りを素直に受け入れ」「周りに有る物を工夫して」仕事や生活する習慣を身につけないと、現地では孤立するでしょう。
「日本ではこうする」とか「日本では違う」という「日本でのやり方」に固執し「日本を持ち込もう」とする態度の人は、現地に溶け込めず概してノイローゼに陥りがちです。

「どこにいても自分次第」ですが、日本で生活している以上に自分の行動を意識せざるを得ない環境にいると、自分を見つめる時間も多く、2年間の前後では物の見方や感じ方が違ってくるのも確かです。それを「価値観が変わった/成長した」と表現しているのでしょう。


私の個人的な経験や考えをお話するのは構いませんが、「教えて!goo」のようなパブリックな環境では、あまり望ましいことではないと思います。
この画面の右上に「メール」と書かれているボタンが有るのを知っていますか? ここに登録している人はgooにメールボックスを持っていますので、必要ならばそちらで質問を送ってみて下さい。

以上。
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この回答へのお礼

panchoさんありがとうございます。
「メール」の機能を、知りませんでした。

協力隊において、自分に出来ることを明確に把握し
2年間をどう活かしていくのか。
またよく考えた後、メールさせて頂くかもしれません。
その時はよろしくお願いします。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/28 21:48

お上に批判や不満があるのはどこの社会でも見られる光景です。

ですから協力隊自身に批判が集まるというよりは組織の総元締めであるJICAに対する批判のほうが強いのではないかと思います。

しかし協力隊自身は#1のかたもおっしゃるとおり、2年間不便な生活を強いられつつも社会貢献をすることによって、自分自身が成長することは間違いないでしょう。
一般企業においては、「語学ができる」ぐらいの評価しかないかもしれませんが、国際協力を視野に入れているコンサルタント系の企業ならば、2年間の活動はそれなりに評価されるようです。JICAは専門家の国外派遣をコンサルに委託することにしたようですし、協力隊の終了後も国際協力を念頭に置いて仕事を進めていくという展望がご自身にあれば、そう暗いものではないと思われます。また、現時点でそのような展望がなくても、協力隊に行って価値観が変わったという人をたびたび出会ってきました。彼らは今コンサルタント会社で途上国の生活水準の向上に大きく貢献する仕事をしています。日本にいないこともたびたびです。ですから、もしも協力隊終了後は日本で普通に仕事をしたいという硬い希望があるのであれば、ちょっとおすすめできないかもしれませんね。しかし価値観が変わって海外で活躍してもいいという考えであれば、協力隊の経験をよい方向に使うことができるのではないかと思います。

いずれにしても2年間の途上国生活というのは想像するほど簡単ではないと思います。今あるいくつかの選択肢の中でも、「途中でやめる」というのが何より最悪の結果をもたらすこととなりますので、よく考えた上でご決断されてください。

門外漢なので「自信なし」ですみません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
その2年間をどのように活かしていくか
ということが大切なのですよね。
たった2年、されど2年と
隊員の方の報告書にありました。
自分の人生の方向性を含め
もう少し考えたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/24 10:15

いろいろ批判はあるかもしれませんが、参加することによる自分がすごく成長すると思います。



ただ帰ってきてからの評価はあまり良くないでしょう。「外国でぶらぶらして使い物にならない奴」と言う評価をする会社がほとんどでしょう。

単に、今後を考えたら、日本で働いた方が、良いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
昨日また説明会に行ってみたのですが、
報告書を読んでいると皆さん口にされているのは、
行って価値観が変わった、成長したということでした。
帰国後は自分次第、人それぞれであるということ。
しかし、どこにいても自分次第だと言うことは
変わらないと思うのですが、
自分ではどうにも出来ないこともあるので、
もう少し熟考します。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/24 09:44

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