
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
(下の方に whose の堅苦しさについて文法から引用しました。
人と物でも違います。)①「その建物はうちの教会のことで、そこにその屋根が見えます。」
②「あそこに屋根が見える建物はわたしたちの教会です。」
どっちか一方だけが正しいですか?文脈はありません。
イギリス人が②を
The building over there, whose roof you can see, is our church.
と非限定用法に直してくれました。
こうすると、確かに上品な話し言葉に聞こえます。
The building over there と明らかに口語で話しかけたあとに whose が使われていることで半ば擬人化したようで耳障りがよいです。
口語の典型は、No.2 に書きましたように that やこれを省略する形です。(アメリカ人:what I most commonly hear where I am from is ¨He has written a book that I have forgotten the name of.¨ All of those others sound kind of formal to me. イギリス人:There is no UK/US variation on this issue. This would also be very natural, informal and common in speech: "That building over there - you can probably see its roof - is our church." https://www.italki.com/discussion/174922)
②のような話し方は正しいけれども、思いっきり想像を巡らして手紙かメールなのかもしれませんね。
①も②もどちらも文法的に正しく、文脈によってあり得る文です。
万一、文脈なしで、どちらか正しい方を選べなどと言う問題なら、その問題に問題があります。論理で考えて成り立っているはずの文がまるで成り立たないかのように言われたら、学習者は可能性を限られ理解を妨げられます。学生さんが調べてみたとして答えに辿り着けるでしょうか。そこまで逐一、時間をかけていられるでしょうか。理由がきちんと説明されるべきです。無理難題を平気で押しつけられるのは現実が見えていないからです。
whose の堅苦しさについては、マイケル・スワン氏が著書の文法書で言っています:
He's written a book whose name I've forgotten. [heavy and formal]
= He's written a book of which I've forgotten the name. [less formal]
= He's written a book the name of which I've forgotten. [common]
人が先行詞なら、of whom より whose を選びます:
a man whose name I've forgotten
(Practical English Usage, §496)
書き言葉と話し言葉にも違いがあるんですね。
問題集で解説された後に、復習の意味で出題された問題ならこの程度でも構わないと思いますが、そういう脈絡もなく、突然、このような問題をつきつけられたら、たとえネイティブでも選びようがないわけです。
No.3
- 回答日時:
The building is our church.
You can see its roof over there.
こういう2文を関係代名詞を使って、1文にするという問題でしょう。
its の it が何を表すかですが、
the building = our church なので悩むでしょう。
普通にはどちらを先行詞とするか指示すべきで、
こういうことで悩ませては問題として不適切です。
しかし、コンマなしの限定用法で先行詞になるのは、
固有名詞とか、所有格がついた名詞ではないのです。
Mr. White is a teacher.
Everyone likes him. であれば、
先行詞は Mr. White ではなく、a teacher の方です。
限定用法の先行詞になるのは、a か the がついたような、
どこにでもある、普通の名詞、teacher とか、
building がふさわしいのです。
church の方は our という所有格がついていて、
単なる church ではないので、限定用法にはふさわしくありません。
our church ですでにこれ以上限定しようのない、
特定の church であり、さらに、屋根が赤いなどで説明しないのです。
だから、②が正解です。
ちなみに、of which の方が、(ものが先行詞でも)
whose を使うより、よほど堅い英語です。
ものなのに whose を使うことにいろいろ意見もありますが、
of which の方がもっと堅苦しい英語です。
its という所有格の代わりが whose
of it の代わりが of which と考えればいいです。
No.2
- 回答日時:
何を言いたいかで、どちらも正しいですね。
文脈がないので、②のほうが咀嚼しやすいですが。
①は、話に出てきた建物はあの私たちの教会のことですと、実際に見える場所で指し示している状況でしょう。
ただ、どちらも whose はかなり硬いので、こういう場合は、名詞を重ねる形にするのが一般的だそうです:The building the roof of which you can see over there is our church.
ここでは明らかに口語なので、The building that you can see the roof of over there is our church くらいが普通だと思います。
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