マイコンに使う振動子について

通常マイコンには安定したクロックを得るため外部から水晶振動子を接続させるようになっています。この水晶振動子の起動時間は約１ｍSEC位ですが、最近新しい素材を使った振動子が開発されこれをつ
かった振動子の場合は０１ｍSECとなり非常に振動子の動作立ち上がり時間が早くなります。
　この場合この立ち上がり時間の速さはマイコンにとって意味があるのでしょうか？
振動子が早くたち上がっても他の部分例えば供給電源の立ち上がりが遅ければトータルでは
意味がないように思われますが、この立ち上がりの速さを生かせる使い方があるのかどうか
教えてください。

No.1 回答者： kabasan 回答日時： 2018/07/07 13:28

最も効果が出るのは振動子を停止させるスリープ状態を使用する場合でしょうか。

起動時間中は電力を消費しますが何も処理ができませんので、起動時間に1mS、必要な処理をしてまたスリープするまで0.1mSだとすると、大まかかに言えば９割方の電力が無駄と言うことになります。
電池機器などで低消費電力にしたいが、どうしても正確なクロックが必要なアプリケーションに向いていますね。