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「●●へよくぞ参った」はどうやら「●●へようこそ」と同じような意味だと思いますが、それはそうですか。なら、この二つの表現はどう違いますか。教えてくれるがお方がおられましたら、是非宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

大事なのは、「参る」の用法です。

「参る」は本来神社・仏閣にいて拝むことでした。それから転じていろいろな意味で使われるようになりました。剣道の試合で「参った」というのは「降参」と言うこと、ボクシングで言うと、「タオルを投げた」状態です。これらをまとめて「謙譲語」の意味で使います。自らの動作を低める言葉として、尊敬すべき人のもとを「訪ねる」→「お伺いする」というよな意味合いです。
 ところが、江戸時代の頃から、ある意味で奇妙な使い方がされるようになりました。「侍ことば」とでも言うのでしょうか、自らの動作ではなく身分の低い人に「参る」と言う言葉を使うことがありました。「早く参れ」のように。「侮蔑語」とまでは言えませんが、身分差を意識した言い方です。「おる」も同様で、自らの動作を「ここにおります」というのはよいとして、相手の動作に使って「待っておれ」というのもどうようです。こんな言葉を今の時代に使ったら「爪はじき」にされます。
 「よくぞ参った」は「ようこそ(いらっしゃいました)」と同じような使い方にはなりません。
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追加です。


武家言葉は、さらに変化して「参られる」「おられる」のような変な敬語も使われました。「申される」もそうです。
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「●●へよくぞ参った」、「●●へようこそ(参った)」、内容は全く同じです。


「よう」は「よく」のウ音便、「ぞ・こそ」はともに強意の係助詞、・・・「こそ」の方が多少強め、程度の違いです。
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よくぞは目上の人間で昔の言葉 ようこそは現在使われている言葉ですね。

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