ギリギリ行けるお一人様のライン

進化を重ねていく事とは対称性の破れを重ねていく事と定義できる。というテーマの「物質は生きている」という本が面白かったので質問です。

対称性の破れとは言葉の通り、相対的な差異の発生を意味していて
素粒子→原子→分子→タンパク質→生物→脳と進化してきましたが、その進化の前には、対称的だった均衡が崩れ、差異が応じるという事です。

差異によって進化していくのは人間も同じだと思います。

他の個体とは差異のある魅力(魅力は時代によって違いますが)を持つ個体達が異性からモテる。魅力ある個体達は魅力ある子供を産む。(ただし例外は色々あります。遺伝が伝わらないケースもあります。例えば秀才は遺伝しても天才は遺伝しないケース等)

その生き残った魅力ある子孫達の中でも競い合いそこでもまた勝ち組や負け組が応じる。

これを次の世代世代へと繰り返すごとにその世代での相対的魅力に欠ける個体はフィルターにかけられていき、生物の魅力と争いのレベルは世代ごとに進化していく。これを性淘汰なんていいますね。ただ昔の人間の方がブサイクの方が多かったなんていうのは本当かは知りませんが。

魅力ある個体の定義は時代により違いますが、それは変化ではなく、進化していくと思うのです。何故なら

人の生死が環境(自然環境や自然の摂理)に絶対支配されている場合、魅力ある個体の定義は環境に依存してランダムに変化していくと思います。
しかし環境そのものを人間がコントロールするようになってくると、変化ではなくて進化という方向性が生まれます。

その方向性は科学の発展を意味していてマクロ(宇宙)への理解を深める事でもあると思います。
またAIの誕生でもあると思います。

人間よりはるかに優秀な知性を持つAI達だけが生きている未来ではどのような対称性の破れ(差異)が起き、どのような進化を起こすことが考えられますか

A 回答 (6件)

>人間よりはるかに優秀な知性を持つAI達だけが生きている未来


「AI達だけが生きている」という言い方に引っかかりを感じますね。
進化の過程では確かにいくつもの種が滅びますが、だからといって下等な生物が全部死ぬわけではありません。地球上だって、人間だけではなく、下等なサルも生きています。もちろんもっと原始的なバクテリアもです。
なので”AI達だけ”ということはないのではないかと思います。
    • good
    • 0

進化というのは、生存するために一つの能力に特化することなので、必要のない部分の退化ではないかと思います。


人間は他の動物に比較して、脳が大きいのではないのか。身体的には他の動物より劣っているから、道具で補完している。

>人間よりはるかに優秀な知性を持つAI達だけが生きている未来ではどのような対称性の破れ(差異)が起き、どのような進化を起こすことが考えられますか

AIが進化すれば脳だけでいいはずだから、光を、知識を保管するための媒体とするなら、最も効率が良いと思います。
後は、道具となるロボットに光の信号で情報を伝えるなら、どんな場所にでも行ける交換可能な自分の手足として使える。

まとめると、脳の役割の光が飛び交い、多様な役割のロボットが存在する世界となる。
これなら、トンネル効果も使えるので、ワープできたり、他の宇宙にも行けると思いますよ。
    • good
    • 0

生物の進化は合理的であって無目的です。

    • good
    • 0

進化の意味が少し違いますね。



本来の進化、というのは環境に適合するよう
変化することであって、
それは進歩とは無関係です。

生き残るのは最優秀でも、最強でも無い。

生き残るのは、環境に適合出来た者である。
    • good
    • 0

言葉の意味について微調整をしておきます。



>他の個体とは差異のある魅力(魅力は時代によって違いますが)を持つ個体達が異性からモテる。魅力ある個体達は魅力ある子供を産む。

進化が起こるのための必要条件は

1)環境が大きく変化しないとの条件のもとでの、絶え間ない乱雑さによる予測不可能な事象の存在



2)間欠的にやって来る予測不可能な大きな環境の変化

です。1)の状況では個体を特徴付ける色々な量、例えばその個体の大きさや目方などの分布が、それぞれ平均値の周りにベル型の分布(正規分布)をします。そして、その量に関する各個体の値の平均値からのズレを「ゆらぎ」と言います。そして、与えられた環境では、その平均値のところにいる者が最も「魅力ある」存在です。別な言い方をすると、その集団の皆が、そこにいるのが最も心地よいとしてそこに行こうとする傾向があるから、その値を持つ個体の数が一番大きくなっているのです。そして、ゆらぎの値の大きい個体ほど、魅力がない。だから、イケメンやブ男は、生物学的に見て魅力がないと言えます。同じように、頭脳が平均値に近いほど魅力があり、そこからズレた秀才も愚鈍者も魅力が少なくなっている。だから、配偶者を手に入れる機会は平均的な者より少なくなっていて、その結果、そのゆらぎの大きさを持つ個体の数も少なくなっている。

ところが2)が起こると、今まで平均値のあたりにいた者が住みづらくなってくる。そして、新たに平均値からズレたところにいる個体の方が住みやすくなってくる。この場合、環境の変化は予測不可能ですから、平均値から見て右のほうにズレた者か、それとも左の方にズレた者か、どちらの方が新しい環境に適合しやすいかは、前もって予測不可能です。要するに、イケメン側にズレていた方が有利なのか、ブ男側にズレていた方が有利なのか、あるいは秀才型にズレていた方が有利なのか、愚鈍側にズレていた方が有利なのかの前もっての予測は全く不可能です。そして、例えば適度に愚鈍側にズレていた方が有利な方向に環境が変化した場合、次の間欠的な大きな環境の変化が起こるまで、その適度に愚鈍であるところにピークを持つ新たなベル型の分布に移行して行くのです。したがって、その環境ではその適度な値を持った愚鈍な者が最も魅力があると、その配偶者集団が判断しているのです。

ですから、進化と魅力の関係は、乱雑さとゆらぎの大きさと予測不可能な突然の環境の変化が本質であり、イケメンだ頭脳明晰だという微視的な要素は二義的な役割しかしていません。

あと、回答者1さんの意見は、系と環境との間で物質やエネルギーや情報のやり取りのない孤立系では意味のある見方ですね。しかし、開放系で、かつ熱平衡状態から十分に離れていて非線形効果がもはや無視できなくなっている非平衡系では、物理学の法則に従って自発的に対称性が破れて、以前より複雑な構造が創出されます。そのような経緯で出現した構造は「散逸構造」と呼ばれています。例えば、この地球は一方の面を太陽に温められ、他方の面から冷やされているので、地球全体が熱平衡状態から十分に離れた非平衡状態に保たれています。その結果、物理学の法則にしたがって分岐を繰り返しながら物質界に散逸構造としての進化が自発的に起こり、ついには生物という高度な散逸構造が物理学の法則の結果として出現してきたのです。
    • good
    • 0

まあ、進化仮説って、見てきたような嘘を言い、ってやつでしょうか?


野原に鉄筋とセメント袋、電線、鉄パイプなどを積み上げていたら、雨や台風などの自然現象で進化が起こって、20階建てのビルができあがるっていうような話ですね。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す


おすすめ情報