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時代の流れに反して、最近フィルム一眼を勉強しはじめました。
毎週休みの度にいろいろな撮影(風景・スナップ)へ出掛けています。撮影場所や被写体によりフィルムの感度を選びたいのですが、慣れないせいか前回撮影時のフィルムが残っていたり、必要な感度のフィルムを持ちあわせていなかったりとうまく使い分けられません。夜景を撮影しようと思ったのにカメラの中にはISO100のフィルムが半分以上残っていたり...
その様な時に「増感」という方法があると聞いたのですが、具体的な撮影方法が判りません。また、現像・プリントの際に何か注意することがあるでしょうか?
また「増感」以外に何か良い方法があれば教えてください。
デジカメ撮影では全く意識する必要がなかったので、今になって困っています。よろしくお願い致します。

A 回答 (6件)

 撮影に関しましては、ISO感度の設定を希望する感度に合わせなおせば、あとはカメラ任せでOKです、オートで撮るも良しマニュアルで撮るも良しです。



 撮影途中(フィルムの途中)でのフィルム感度の変更は基本的にできないと思ってください。

 ISO-100のフィルムで半分撮って、残り半分はISO-800で撮影はできますが、現像する時にどちらかに合わせるしかできませんので、どっちかが悪くなっちゃいますので。

 フィルムを途中で抜くか、フィルムを高感度の物に交換します。

 途中で抜く際は、フィルムのベロ(リーダー部)をパトローネに巻きこまないようにして、既に撮影した枚数を尾パトローネに書き込んだりメモしておきます。

 ISO-100のフィルムを新たに入れて感度設定を変えるか、高感度フィルムを使います。

 先の余ったフィルムは、ISO-100で撮影ができる条件になりましたら、フィルムを装填してレンズキャップをして1/1000sの早いシャッタースピード+f22など絞りこんで、メモした枚数+α(18+2,3枚とか)空シャッターを切ります。これで残った(余った)フィルムが最後まで使えます(途中真っ黒な画面(未露光)がありますが、保険ということで。

 ISO感度を変えて増感撮影したフィルムにも撮影(設定)した感度を明記しておいて、現像などの注文時にISO-800で撮ったのでその分増感してください、と伝えてください。

 なお、増感に向いたフィルムと向かないフィルムがありますので、その辺はご注意ください、また増感できるフィルムでも限度がありますし、あまり増感しすぎると増感現像してくれない事もあるからご注意ください。

 それと、ネガフィルムならISO-100のフィルムをISO-400に増感しても意味はありません、プリント時に増感したようにプリントできますので、ポジフィルムなどを使う場合に使う手と考えるといいでしょう。

 最後に増感すると感度は上がりますが、粒子が大きくなって画面が粗くなったり、色が変わる事もあるのでご注意くださいね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
途中で感度を変えれば、いずれかの統一した感度で現像しなければならない...気付きませんでした。感度を変更するには大きなリスクがあるのですね。
それよりも、教えて頂いたフィルム途中交換という方法が現実的に良さそうです。とても良い方法を教えて頂きました!

お礼日時:2004/11/10 22:02

増感ついて、補足を少し...



増感と言うと、いかにも感度がどんどん上がる様に感じますが、実際はコントラストが上がるだけで、感度はほとんど上がりません。

フィルムの感度がどの位あるのかは、感度基準点がどの位置にあるのかで判断します。

本当に感度が上がったのならば、それに応じて感度基準点も移動するのですが、増感の場合は、感度基準点はほとんど動きません。

コントラストが上がると、感度が上がったように見えると言う錯覚を利用しただけです。

増感をすると画質が悪化するので、高感度フィルムを選べる環境ならば、それを利用すうほうが得策です。

どうしても増感をしたい場合は、カラーリバーサルの場合は、増感、減感が出来ることを謳ったフィルムを選び、モノクロフィルムやカラーネガの場合は、高感度フィルムを選びます。

高感度フィルムのほうが、増感に適しているからです。

特殊効果を得たいときや、高感度フィルムをさらに感度を上げて使いたい時に増感をする、と言うのが原則的に正しい使い方です。

なお、
>フィルムの前半はアンダーになってしまいます。
とありますが、これは逆で、「オーバーになる」が正解です。

また、ミノルタ アルファ7は、フィルムを途中で巻き戻した場合、その位置を記憶しているので、次回フィルムをセットすると、その位置まで自動的に空送りするという機能があります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
増感は「コントラストが上がるだけ」なのですね。デジカメで画像ソフトを使ってコントラストを調整していたことを思い出しました。それと似たような処理ということなのでしょう。
「感度が低いフィルムはキレイ!」という言葉を意識しすぎ、つい高感度フィルムを選ぶことに消極的になっていました。いろいろな環境で撮影して、もっとフィルムの特性を覚えたいです。
簡単に考えていた「増感」ですが、本当にいろいろな勉強になりました。

お礼日時:2004/11/10 22:47

脱線ですが・・・



NikonのD70というデジタル一眼レフは撮影途中にISO感度を自由に変更できます。別に銀塩(F80s)も所有しているのですが、便利なので最近はデジタルばかりです。

ちなみにCanonのAE-1にはモノクロフィルムを入れて2台体制で使っています。

全然回答にならず申し訳ありませんが、二台体制(それぞれ違う感度のフィルムを入れておく)というのも一つの手かとも思います。

参考URL:http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/d …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうなんです!デジカメの時は途中で感度が変えられ、それが当然のように思っていたのでフィルムに目覚めた今になってジタバタしている次第です。
tumireさんは2台体制なのですね。私も今は1台を相手にするのが精いっぱいですが、気持に余裕ができたらそのような撮影にも憧れます。

お礼日時:2004/11/10 22:35

他の方も書いておられますが増感とはフィルムの現像時に行う作業です。



ネガフィルムの場合は増感現像を行っていない所がほとんどです。ミニラボや写真の専門知識を持ち合わせていない取次店(コンビに等)等では受け付けていない可能性が大ですし依頼しない方が無難でしょう。
ポジフィルムの場合は大抵は可能です。もちろん写真の専門知識を持ち合わせていないお店では無理です。

ISO100のフィルムを半分撮った状態でそこから後ろで増感を前提にした撮影を行い、増感を指示して現像してもらうとフィルムの前半はアンダーになってしまいます。*これについては「切り現」といって、コマ数を指定してフィルムの前後を別々に現像するという技も有ります。詳しい方法はお店で聞いてください。

増感現像した場合は粒子が荒れてザラザラ感が出てきます。カラーバランスも多少変化します。コントラストも強めになります。また、フィルムの銘柄によって増感による影響が異なります。
大事な写真を撮る場合には何度か試してからの方が良いと思います。ここ一番の時に慣れない方法で失敗する事は十分に考えられます。

増感の段数についてはお店によっても様々です。専門的なお店ならば1/4段階と1/3段階単位で+4まで可能です(1/4段は限られた段数のみ可)。例えば2と1/3段の増感(ISO100のフィルムならば500相当)とかも可能です。

具体的な方法ですが、
例えばISO100のフィルムを使用してISO200相当で撮影するとします。露出補正を使用して-1にしても良いですし、ISOのセットを手動で200にしても良いです。
お店に行って増感での現像を依頼します。その時にどの程度増感するか指示するのを忘れないで下さい。上記の場合は「+1増感」又は「1段増感」と確実に伝えて下さい。
増感指示の方法には段数系列と倍数系列での指示方法が混在していますので注意して下さい。+1は2倍、+2は4倍となりますので間違えられたら大変です。

参考URL:http://www.horiuchi-color.co.jp/index2/s_q_a/gin …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とてもご親切な説明で「増感を前提にした撮影方法」と「現像の出し方」が具体的によくわかりました。
露出を理解し技術を磨く意味でも、増感の練習?をしてみる気になりました。
いずれにしても、信頼でき、細かなリクエストを聞いてもらえる写真店を持つことが大切なのですね。

お礼日時:2004/11/10 22:24

増感=増感現像。


つまりは、フィルムを現像する時に一工夫する事で、ネガフィルムであれば現像後の濃度を上げる事です。
方法はいくつかあると思うんですが、良くやるのが現像時間を長くしたり、現像液の温度を上げたりして
やった事はあります。
※学生時代にモノクロで。

濃度を上げると、普通に感光している部分がハイライト側へ傾きます。
同時にハイライトは白飛び気味になり、初めから感光量が少ないシャドウ部にはあまり効果がありません。

この点で、増感は万能ではなく極限られた用途以外では積極的に行うテクニックでは無いです。
普通は、粒状性が荒くなりコントラストがノーマルより高くなります。
それを承知で感度を稼ぎたい(天体写真とか)、表現上の理由でハイコントラストの絵が欲しいとかで行う
事はあり、実際目にする機会は多いですけれど。

此処まででお察しの異と思いますが、フィルムの途中から増感現像は出来ません。
途中からであれば、プリント時に何とかするしかありません。

デジカメは、こういう時に途中からでも関係なくISO感度を変更出来るので便利ですね。

フィルムカメラの場合は、感度でどうにかするよりも撮影方法を工夫する事が大切かも知れませんね。
三脚を使う、使用するレンズを選択するなど。 。 。

増感現像-余談。

フィルムでもモノクロであれば、機器さえ揃えれば比較的簡単に自分で試せます。
現像、プリント技術も身に付くので、お金と時間と現像液のにおいに苦情が出ない環境があれば挑戦して
みるのもいいかも。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
増感すると「粒状性」が粗くなるのですね。やはり無理するのですから、そのしわ寄せもあるわけですね。
逆にその粗さを使ったハイコントラストな撮影表現をしてみるというテクニックもあるということに気付きました。
写真を入門したばかりですが、いづれはモノクロフィルムを自分で現像してみたいと思いました。

お礼日時:2004/11/10 22:12

「増感」とは、フィルムを現像するときの指定ですね。

例えば、ISO感度の設定を間違って撮影したときなどに使います。

撮影途中でのフィルム交換が簡単なのは、APSカメラです。(コンパクトタイプのAPSカメラでは途中交換ができないものが多いですが)
キヤノンEOS IXEやニコンプロネアのようなAPS一眼レフがあります。

レンズ画角がデジタル一眼とAPS一眼は似ていますので、デジタル一眼と併用するのなら、35mm一眼よりもAPS一眼の方が良いと思います。
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この回答へのお礼

早速のご解答ありがとうございます。
そうですか、現像の時の指定なのですね。撮影途中で「よし、ここは増感だ!カメラのISO設定変更!」と言うわけではないのですね。少しムシが良すぎました。

APSという選択肢もあったのですね。カメラ購入の際に全く気が付きませんでした。因みにEOS7sで写真の勉強中です。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/10 01:06

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