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中学の教育を考えている人の中で、
「中学生の美術の授業はいらない」
と、主張する人がいます。

なぜ、そのような意見を持つのかは別として、
実際に美術の授業がなかったらどうなると思いますか?

皆さんの回答、お待ちしております。

A 回答 (15件中1~10件)

>なぜ、そのような意見を持つのかは別として



う~ん、別にしないでほしい…どうしてその人はそう考えられるのでしょうね…。

というのは、おそらくこれは、私が専攻している音楽でも、きっと同じことが言えそうな気がするからです。

美術の授業がなくなったところで、しばらくは、何事もなく世の中は進んでいくかもしれません。

しかし、長い目で見たとき、おそらく日本は、重大な、文化と情操の地盤、土台を失っていることに気がつくでしょう。

目先の「役に立つ、立たない」だけで、学校の教科というものが設定されているわけではないのです。美術、音楽といった教科は、子どもに力がついたかどうかを確かめることが難しい教科です。したがって、ともすると、「無用な教科なのではないか」と、槍玉に挙げられがちです。

しかし、それによって失われるものは、あまりにも大きい。

私は高校時代、選択授業の規定により、美術を捨てざるを得ませんでした。大人になった今思うのは、「できたらあの時、美術をやっておきたかったなあ」です。

世間的な美術に対する造詣は、いまだにまったく深まりませんし、美術品を見て、その美を味わいつくす力量はまったく向上しません。実技力は言わずもがなです。

中学校まで美術の授業をやり続けても、まったく足りないぐらいでした。これが、もしも中学校でもゼロになってしまったら。

想像するだに、寒風吹きすさぶ思いです。
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>美術の授業はいらない



ゆとり教育とかで総授業時間数が少なくなったので、
受験に関係の無い教科を削りたい。
くらいの意味だと思います。
そうでなくでも、美術の授業は息抜きだ!と言う意見
も多いですね。
その気になれば民間教育施設のある都市部と違って、
田舎は環境が少ないですから、義務教育内には残して
欲しいと思います。
個人的に美術の先生の知り合いが多いので(笑)
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特別美術がなくなっても目立った弊害は発生しないのでは・・・。



でも、食物連鎖と同じで、たとえどんな小さな虫であろうとそれが絶滅してしまうと、それを餌にしていた虫なり小動物には少なからず食糧不足を起こしますよね。そしてさらにその虫や小動物を餌にしていた動物たちも少なからず食糧不足を起こす・・・。

それと同じで、美術が好きな子には当然ストレスを与え、将来的に美術関係に進もうと思っていた子の夢を阻むことになり、美術業界の発展も少なからず停滞し、日本人の美意識も少なからず低下する・・・。

ってスケールを大きくしすぎでしょうか^^;

ちなみに私自身は美術が好きでしたし、高校でも学びました!
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中学校での美術教育は不必要だと思います。


絵なんて物は好きな物が、時間を見つけて好きに描いたり、見たりすればいいのではないでしょうか。

ですけど、切っ掛けは多くあった方が良いと思うので書道や華道、茶道、陶芸、絵、彫刻、音楽、舞踏、芝居など触れる機会を多く作り、実際にやれる環境作りが必要だと思います。総合芸術の授業があれば良いなぁと。

私は美大を出ましたが、カリキュラムが退屈なため、学校の美術教育はあまり楽しい思い出はありませんでした。

無ければ無いで好きな物を見つけるのではないでしょうか。
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個人的な意見で失礼します・・・。



日本という国も経済が豊かになって消費に占める美的な要素は増してきていると思います。

商品デザイン、インテリア、高級品、建築、様々な分野のブランドイメージ、お店のイメージ、イベント、アニメーション・・・。

美術の時間に才能を発揮して全校生徒の前で表彰されたような人は自分の才能を自覚することができるし、逆に才能の無さも自覚できる。

専門のデザイナーだけでなく美的イメージを売りにする産業ではささっとデッサンがかけるような人のアイデアには説得力があると思われます。

日本の産業がアジア諸国に対抗するためにも美術はもっと強化する必要があるとさえ思います。
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美術の授業のかたちの良し悪しは別にして、


美術に限らず、広く文化的なものに触れる機会を持つことはいいことだと思います。
様々な方面から物事を見れる力は大事だと思うので、
いろいろな分野の学問をのぞいてみたりすることは、
特に若いうちは決して無駄ではないように思います。

私は海外旅行、特にヨーロッパ方面の美術館で美術を見に行くのが好きなのですが、
ヨーロッパには、その美術館へ行きたいために、
世界中から人が集まってくる、という美術館がたくさんあります。
そして外観も中身も存在感がすごくあるように感じます。

それに対して日本はどうだろう、と考えると、
美術館などはどうしても見劣りするのではないでしょうか。
そう考えると、経済的には欧米と肩を並べてきたとしても、
文化的にはまだまだ欧米には追いついてないのかな、と感じます。

日本が世界に誇れる文化は、マンガと浮世絵だけだ、という意見も聞いた事があります。
歌舞伎、華道、茶道など世界に誇れる文化はあるのでしょうが、
一部の人だけが触れる文化で一般的ではないように思います。

「美術の授業はいらない」としたら、
正確には「(間違った方法の)美術の授業はいらない」だと思います。
私の学生の頃を思い出すと、美術の授業は絵を描いたり制作だけだったように感じます。
それでは普通の絵画教室と同じで、学校の授業であれば、
制作とあわせて、美意識や美術のもつ面白さを学びたかったと思います。
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#5さんの回答に賛同しつつ、


商売仇が減ってくれれば
仕事はオイラにまわってくるなと
あさましい考えをもつ
世界にまったく通用しないデザイナーです。

門が狭いほうが努力して大きな成功を掴めるという
考えもあります。

でも、中学時代は美術と体育のしか内申の平均をあげられなかったので
最後の砦でもありましたね。

美術教育をなくして普通の人を量産してくれる方向に賛成。
でも、自分に子供できたら美術教育にも力いれてる
ガッコに行かせます。(子供しだいですけど)
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美術の授業が不要だという意見を広めた代表者は


学力低下を懸念する経済界の人達です。
その人達は学校の授業時間が少なくなったため、
学校教育は主要5科目だけに絞らせるつもりです。
確かに表向きの経済力だけ考えれば主要科目の力を
伸ばせばいいと思うでしょう。

彼等は同時に、欧米では美術の授業がなくても
問題ない国もあると主張しています。
しかし、ヨーロッパは数々の巨匠を生み出し、
芸術の地位が確立されていて生活の中にも自然と存在しています。
元々美術と音楽を学校教育に取り入れたのは、
欧米に負けない国にするために、
一般に芸術文化を根付かせる目的がありました。
おかげで現代では音楽と美術は演劇やダンスに比べて
ずっと身近な物になったと思います。
それでもまだまだ生活の中に存在するとは言えません。
文化意識の低い国はいくら経済的に発展しても
豊かさにはつながらないと思います。
欧米では今さら美術の授業が必要なくても、
日本ではまだ必要だと言えるでしょう。

現代の教育はただ読み書きそろばんを教えるような
単純なものではありません。
子供達が色々な学問や文化に触れ、自分に合った道を
見つけられる環境を用意するのも大事だと思います。
誰もが経済力を持つ事や競争に勝つ事で
幸せになれるものではないし、
皆が一つの事を目指すのではなく
多様な人材があってこそ良い国に成長できます。

最後に、No7さんが言うような美術教育をなくして
普通の人を量産するというのは全く逆効果だと思いますよ。
商売敵が減る以上にお客さんが減ってしまいます。
美術の授業のおかげで、自分では描く事はできないけど
絵を観る事は好きという人がとても増えていると思います。
美術の授業は無駄だと言う人には無駄かもしれませんが、
好きな人にはとても役に立っています。
絵心を持つ人を減らす事は、絵で食べる者にとっては
自分達の首を絞める事になるのではないでしょうか。
小さい頃から勉強一本のせいで
文化が軽んじられ衰退する事になれば、
人を豊かな気持ちにさせる愉しみは減って
刺激的で一時的な楽しみだけを求める
虚しい国になってしまいます。
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「中学生の美術の授業はいらない」という話を聞いて思い出したのは、(最近読んだ本に出てきたせいかも知れませんが)焚書や思想の統制でした。


それはあまりにも過激ですし直接的な関係はないかも知れませんが、もしそうした事が起こるとしたら、こうした方針の先にあるような気がします。

実際的な事ばかり追求していては、人が人である必要性は?なんてことを考えてしまいます。
これも最近SF小説を読んだせいなのかも知れませんが。
ただ、美術の授業方針の改革はあって良いと思いますし、学力の低下というのにも危機感を感じます。
学力の低下というより一般常識のほうがヤバい、と思いますけど……。
浅はかな美術専攻の一高校生でした。
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美術の授業は必要です。



美術の授業がなかったら

1)右脳(感覚脳)の発達が抑制され、バランスの悪い思考回路をもった生徒がふえる。

2)ビジョン(画像思考)を描けない生徒や、段取りの悪い生徒がふえる。

一番のポイントは、美術で使う脳は、他の教科とは違うということです。
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