とっておきの手土産を教えて

塞翁がむまいことなどおこりしは あとからうしがくると思へや

返歌
むまのあとうしがくるかと思ひしに わがいきざまにしかがくるなり

この二つです。
お願いします。

A 回答 (4件)

「むま=うま」


以下はあくまで推測。

塞翁が上手(馬)いことなど起こりしは あとから憂し(牛)がくると思へや

馬のあと牛(憂し)がくるかと思ひしに わがいきざまに鹿がくるなり(⇒馬鹿)
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この回答へのお礼

この歌を考えた人はうまいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2019/02/24 20:32

漢文で「人間万事塞翁が馬」という故事があります。

昔中国の中原地方に「塞翁」と呼ばれる人が住んでいました。あるときその塞翁が大切にしていた駿馬(優れた馬)が姿を消してしまいました。人々は皆お気の毒様でしたとお悔やみを言いました。ところがその馬がしばらくたって帰ってきました。それだけでなく、もう一匹のさらに優れた馬を連れて戻ってきたのです。人々はおおいに祝福をしました。これには後日談があり、塞翁の息子はその新しい馬が気にいり、いつもその馬を走らせて楽しんでいました。ところがちょっと油断した時に落馬し足を折って不自由な体になりました。人々は皆お悔やみを言いました。ところがやがて西域の異民族が領土内に侵入ことがあり、若い人々は戦いのため徴兵され死ぬ人も多数ありました。しかし、塞翁の息子は体が不自由だった故に無事に命を長らえることができました。人々が塞翁にお祝いを言ったのは言うまでもありません。
 この話は「人間万事塞翁が馬」や「禍福はあざなえる縄の如し」という故事として今に残りました。
 質問文は、この故事を題材にして後生の日本人が歌をつくったものです。(中国人は短歌など読みませんから)
塞翁に旨い(馬)ことが起こったのは、後から牛が付いてくるとおもったのかなあ」と詠んだのに対して、その返歌と言う形で、「馬の後に牛が付いてくると思ったが、私のような不運な人間の生き方から言えば、馬のあとには「鹿」が付いてくるのだ」
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この回答へのお礼

教養がある方を尊敬します。
ありがとうございました。

お礼日時:2019/02/24 20:32

塞翁が馬のことで怒ったという言い伝えがあるが、後から真実は牛と一緒にのんびりやって来るものだよ。



返歌
馬の後から牛が来るだろうと思っていたら、おれの人生で来たのは鹿だった。(つまり馬鹿にされた)
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この回答へのお礼

元歌の解釈は1番の方とは違いますね。
読み手に委ねる部分があるのでしょうかね。
ありがとうございました。

お礼日時:2019/01/20 03:34

塞翁がむま、よいことなどおこりしは あとからうしがくると思へや


うし=憂し、悪事・つらいこと、馬牛(うま・憂し)の掛詞
*良いことがあったら、悪い事が起こらないように警戒しろ。

返歌
むまのあとうしがくるかと思ひしに わがいきざまにしかがくるなり
馬・牛(憂し)、馬のあとに+鹿がくる=馬鹿
*そう思って警戒したのに、結局はすべて自分生き方の愚かさを露呈しただけの愚かなことだった。
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この回答へのお礼

国語の素養がほんと必要なんですね。
一人では分からなかったわけです。
ありがとうございました。

お礼日時:2019/01/19 20:09

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