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以下は2019年4月9日航空自衛隊三沢基地所属の戦闘機F35Aが墜落した時のニュース記事です。

「9日午後7時25分ごろ、航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが空自三沢基地(青森県三沢市)東の太平洋上で消息を絶った。無線に応答がなく、墜落した可能性があり、自衛隊が捜索を進めている。

 空自によると、消息を絶ったのは、同基地の第3航空団第302飛行隊に所属するF35Aで、三菱重工業が組み立てを担当した国内製造の初号機。搭乗していたのは40代の3等空佐という。

 同機は9日午後7時ごろ、夜間の対戦闘機戦闘訓練のため同型の3機とともに三沢基地を離陸。約25分後に同基地の東約135キロの太平洋上で機影がレーダーから消え、連絡が取れなくなった。事前に異常を知らせる連絡はなく、救難信号は確認されていないという。
 F35Aは米ロッキード・マーチン社製の1人乗りで、三沢基地に13機配備されている。欧米各国で配備が進んでいるが、防衛省によると、これまで同型機が墜落した例はないという。

 岩屋毅防衛相は9日夜、同省で記者団の取材に応じ、「原因は不明だが、人命の救出に全力を尽くす」と述べた。救助活動は夜を徹して続け、同型12機の飛行は当面見合わせるとした。」

この記事は事故発生直後の記事であり、その後アメリカ軍や自衛隊で捜索活動はしていたようですが、公式な発表では機体・FDRなどの発見には至っておらず、事故原因の特定はできないまま防衛省は6月3日に捜索を打ち切るとともに、事故で中止していた同基地のF35Aの飛行訓練再開を目指す考えを示したようです。

ここでようやく質問です。
①表題に書いたシステムはF16などでは搭載されており、墜落を回避した実績もあるようなのですが、
 F35Aでは搭載されていないのか?

②また、F35Aではパイロットが空間識失調に陥った時などに使用する緊急回復装置なるものが搭載されているようなのですが、報道(web東奥)によると自衛隊機には搭載されていないとのこと。
それはなぜなのか?

③この事故で考えられる墜落の原因は何なのか?
物的証拠が発見されていないため特定はできないのでしょうが、
・機体
・人的要因(操縦ミス、パイロットの体の異常、・・・)
・その他
の観点から

※訓練時に僚機もいたので、当然状況の聞き取り等は行われているとは思いますが、それが公に発表されることはまずないと思われます。
私としてはそこが知りたいところなのですが。

④結局のところ事故原因の解明がされないまま、終わってしまう事象なのでしょうか?
日本共産党の赤旗によると、価格は1機116億円するとのこと。
我々の税金で買っているものが、いかに原因究明が難しいとはいいながらも結局闇に葬り去られてしまうとは。
「憤懣遣る方無い」とはまさにこういうことを言うのでしょうね。

以上です。

尚、自衛隊がどうのこうのとかいう見解は求めません。
あくまでも事故の原因や戦闘機のシステム等についての質問です。
④はあくまでも私の感想です。回答はしていただいても、していただかなくても構いません。

「Auto-GCAS:自動地面衝突回避シス」の質問画像

A 回答 (2件)

①F35Aでは搭載されていないのか?


 →本家本元のアメリカでも昨年末からテストを開始したという報道がありました。いくらF-16やF-22で実績があるとはいえ、F-35の飛行制御プログラムとのマッチングが必要ですのでそれなりに時間はかかると思います。自衛隊が取得した機体もその結果待ちでは。

②自衛隊機には搭載されていないとのこと。それはなぜなのか?
 →①と同じです。なお、F-16で発生した実際の事故回復例では時間にして25秒、その間に高度が12000フィート程度失われたとのことですので、仮にF-35に装備されていたとしても今回のような低空訓練での空間識失調でコントロールが回復できたかどうかはわかりません。

③この事故で考えられる墜落の原因は何なのか?
 →本日の発表だと空間識失調とのこと。機体の多くが発見されていませんのでこれ以上は難しいかと思います。
>僚機もいたので、当然状況の聞き取り等は行われているとは思いますが、それが公に発表されることはまずないと思われます。
 →夜間の低空訓練ですし、僚機といっても水平距離は相当離れているはずです。速度の低いオスプレイでも規定は250フィートと言いますので80m程度。より高速の戦闘機だと数百mは距離をとっていたと思います。F-35の機体塗装はグレーに近いわけですから、いくら僚機でも機体の機動を目視できていたかというと疑問です。

④結局のところ事故原因の解明がされないまま、終わってしまう事象なのでしょうか?
日本共産党の赤旗によると、価格は1機116億円するとのこと。
我々の税金で買っているものが、いかに原因究明が難しいとはいいながらも結局闇に葬り去られてしまうとは。
 →まずは操縦士の死亡が確認されたとのこと、ご冥福を祈りたいと思います。
 現時点では機体の多くが発見されていないこと、今のところアメリカで稼働中の機体も含めてとりたてて異常が発見されないことを考えると、機体固有の原因かパイロットの操作の原因に絞らざるを得ないのでしょう。確かに原因解明のないままは納得できない部分もありますが、どんな問題でも完全はなく、リスクとベネフィットをどうとらえてバランスをとるかというところにつきると思います。これ以上部隊の訓練を中断させたままでは安全保障に穴が開くという判断なのかもしれません。
 原因究明ができないなら飛行再開するなということでしたら民間航空機でも原因不明の事故なんて多々ありますので、世の旅客機の多くの機種は飛行停止になっちゃいそうです。機体が深海から回収されない以上これ以上の原因究明は無理ということで、無理やり原因究明を取りやめたということではない、ましてや闇に葬るということではないと思います。
 なお、機体価格は諸説ありますので共産党機関紙の115億は間違ってもいませんし正しくもありません。初期ロットはもっと高く、取得を進めるともっと安くなります。
 いずれにしても税金で買ったものですから有効に使ってほしいですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
事故が起きてから言われていたことですが、F35Aは軍事機密の固まりのようですから仮に何か分かっていることがあったとしても、公に出来ないことはいっぱいあるでしょうね。

お礼日時:2019/06/10 17:14

憶測にすぎないからなあ。


答えのない質問はどうかと思うんだ。

そんなわけで「フリートーク」カテゴリで投稿し直すことをお勧めします。
あちらなら「俺が思うに……」といろんな意見を聞けると思います。
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