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羅城門の、〜木を〜薪の料に売っていた とはどういうことですか?

A 回答 (3件)

芥川龍之介「羅生門」(この作品では「羅城門」ではありません)の冒頭の箇所ですね。


「旧記によると、仏像や仏具を打砕いて、その丹がついたり、金銀の箔がついたりした木を、路ばたにつみ重ねて、薪の料に売っていたと云う事である。」
「料」には、1.代金。2.材料。3.目的。といった意味があります。ここでは2.で、「薪の材料として売っていた」ということです。
「丹」(に)も「金銀の箔」も、とても高価なもので、信仰の対象である仏像や仏具、あるいは寺院や神社に使われるものです。
そういう、本当ならば大事な信仰の対象である仏像や仏具を壊して、その仏像や仏具の塗料や金箔・銀箔がついた木を、路上で薪として売っていた、ということです。路上販売ですから、当然、まっとうな手段で入手した廃材ではないはずです。
信仰よりも現実の生活が優先(薪として売って生活の足しにする)、という、荒廃した様子を描写したものです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2019/06/22 23:59

日本の首都の玄関口の門を、民間人が勝手にばらしてそれを売り払っているのですから、


本来であれば重罪、と言うよりも損なことをするような人間は出現しないはず。
それがまかり通るような状況にある、と言う意味です。
今なら
国会議事堂の柱をばらして、石材を売り払って小遣い稼ぎする連中が後を絶たないというような状況です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2019/06/22 23:59

(金銀の箔が付いたりした木を、道端に積み重ねて)薪として使用するための材料として売っていた。

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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2019/06/22 23:59

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