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商業捕鯨について

下記が良く分かっておりません。
①日本がなぜ批判されているのか
②日本はなぜIWCを脱退したのか

分かりやすく解説している記事などありましたら教えてください。

A 回答 (7件)

①日本がなぜ批判されているのか



世界で歴史的に捕鯨を行っている国はあまり多くなく、アジアでは日本、そして少量だけですが韓国(ただし韓国は混獲で他の魚と一緒に取っているという指摘もある。また韓国は日本と同様にクジラを食べる文化がある)そして欧米のアイスランド・ノルウェー・ロシア・カナダ・フェロー諸島(デンマーク自治領)・アメリカがあり、ロシア・カナダ・アメリカは先住民族の伝統的な漁だけだとしています。またカナダは1982年にIWCを脱退しています。

伝統的な捕鯨国で商業捕鯨を行っているのは、日本とアイスランド・ノルウェーぐらいなのですが、アイスランドとノルウェーは自国近海だけの漁が基本でアイスランドは南極海でも操業していますが、キリスト教国ということで、IWCの反捕鯨国からの理解も日本よりは得られているし、小国なのである程度黙認されている部分もあります。

つまり日本は今のIWCの主要国から見て「アジア人・非キリスト教国・南極海での大規模捕鯨」が批判を受ける理由になっているのです。

これはキリスト教の価値観とアジア人としての日本人の価値観が全く折り合ってない部分が根本にあって南米のキリスト教国を含めた欧米人は「クジラは頭がいい動物だから殺してはいけない」と言います。
日本人からすれば「動物の命の尊さは同じで、頭が良かろうが悪かろうが関係ない」ので全く理解不能な考え方です。

しかし、この「頭がいい」というのは欧米人から見ると「感情がある。痛みを感じる」ということになり、これが動物愛護の基本的な考え方になっているので反捕鯨論が一般市民にも通りやすくなるのです。その点でいえば欧米の動物愛護もヴィーガンも反捕鯨も同じ視点から為されているといえます。

この点を全く理解しない(というか文化が違うので理解できない)日本に対して、非常に激しい非難が巻き起こるのです。

②日本はなぜIWCを脱退したのか

元々IWCというのは日本やノルウェーまたは当時は捕鯨を行っていたイギリスやアメリカなどの捕鯨国が「持続的な鯨資源の管理と利用」のために作った組織で1970年代までは十数か国しか加盟していませんでした。

しかし1970年代に世界的な人権意識が高まると同時に動物福祉(動物の権利を保障する考え方)も急速に発展し、捕鯨をやめたイギリスやアメリカなどの呼びかけによって捕鯨を全くしていなかった国々が多数加盟するようになったのです。
 そのため1982年にカナダがIWCから脱退しています。

結局1980年代以降は「捕鯨をしない反捕鯨国」がIWC全体の3/4を占めるようになり、またこれらはほとんどがキリスト教国で、捕鯨そのものを禁止する考えが支配的になっていきました。

それでも日本は調査捕鯨の許可を得て、鯨資源の量や質を調査してきたのですが、2014年に日本の南極海での調査捕鯨を禁止する通達が出たことが日本が脱退する直接的なきっかけになっているといえます。

それは、日本として「南極海で捕鯨する許可が下りないなら、このような組織に居る必要性がなく、日本は独自で近海での漁をすればよい」という方向性になっていったからです。

2014年以降も、調査捕鯨のため漁獲量を減らす提案などを日本は行ってきましたが、まったく議論にならないため、昨年2018年に脱退の意思を表明し2019年6月末日をもってIWCから脱退したのです。

脱退後は商業捕鯨が再開できるので、7/1に捕鯨業者の立ち上げが行われました。
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(1)世界がダイバシティに寛容でないからだね


イスラム教徒は豚食わないが、他の宗教信者に対して豚くうなとは言わない。

(2)IWCは捕鯨協会ではなく反捕鯨協会なので
捕鯨推進国は新たに捕鯨協会を作る必要があるから
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①日本がなぜ批判されているのか


 ↑
白人国家ではないからです。
米国の先住民や、北欧などは、捕鯨していますが、
批判されていません。
日本だけです。



②日本はなぜIWCを脱退したのか
  ↑
あまりにも理不尽で、こんなことが許されたら
鯨以外にも規制が及びかねないからです。
事実、マグロも問題になっています。

捕鯨禁止の理由ですが、当初は頭が良いから
ということでした。
しかし、体重と脳の重量比でいえば、鯨は犬や
豚より劣ります。
それに、頭が悪ければ殺してよい、ということになりかねず、
これは白人が黒人を迫害した理由でもありました。
だから、この理由は公式の場では主張されなくなりました。

次に登場したのが資源論です。
つまり、鯨は減っているから捕るな、という理由です。
しかし、日本の調査では増えています。
反対派は調査もしないで減っていると主張しています。

そもそも資源問題化したのは、欧米が鯨油欲しさに
乱獲したのが原因です。

こんな理不尽なことが堂々とまかり通っているIWC
に居続ける理由などありません。
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①日本がなぜ批判されているのか


宗教的観点
牛、鶏等は 人間に食べられるように生まれてきた
犬、イルカ、鯨はダメ
キリスト教の人間中心思想
②日本はなぜIWCを脱退したのか
鯨の生態系を調整する IWCの主旨が変わってきたから 
今現在鯨が増えてきて 調整が必要になってきた それを許さないジレンマ
水産業に大打撃にも繋がる鯨が増の対策の1つ。

増えた、増えてない、鯨腫間引き 色んな意見は有るが 40年間よりは回復は事実
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/10230 …
https://www.kwansei.ac.jp/s_economics/attached/0 …

生態系を壊した 鯨油のための乱獲 それを捕鯨国に尻ぬぐいさせた結果、
以前のように捕鯨再開にはいかないだろうが 食べたい人に行き届くほどには流通するだろう。
金額が落ちてくればいいのだがね。
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①白人でないから


②日本人を虐めるから
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①他者の価値観や文化に対する私情や感情論が入ってるから。


②いつまでも私情や感情論が強過ぎて、もう日本の手に負えなくなったから見限った。
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①日本が、他国に相談なしにIWCを脱退したからです。


 ②日本では、クジラが激減して、捕鯨の必要がなくなったからです。なくても私たちの生活に困ることではないので、脱退しました。
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