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シャルピー衝撃試験でS45C、SS400、SUS304をそれぞれ常温とドライアイスで冷却した試験片の衝撃試験を行い、破断した試験片のノッチの裏側のロックウェル硬度(HRB)を測定しました。結果は冷却した試験片の方が硬くなっていました。しかし、硬さを測定する時には試験片は既に常温近くになっていました。冷却した試験片の方が硬くなっていた理由はなぜでしょうか?常温と冷却済み試験片の硬さの差はHRBで4〜10程度で、SUS304>SS400>S45Cの順に冷却済み試験片の方が硬くなっていました。

A 回答 (2件)

冷却したほうが引っ張り強さが高くなるからでは?

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えっと,習った記憶から書いてみます。

正確さについてはご自身でお調ください。
 シャルピー試験は材料の靭性を定量測定するもので,靭性はエネルギ的な粘り強さだと船舶の先生が教えてくれました。常温のステンレス鋼は靭性た高いのでしょうが,低温になるとそれが失われて脆性が増します。さて,脆性は靭性の逆ですが,その二つと硬度や強度とは「直接は」関係ありませんが,脆性が増すと一般に硬くなるのが鋼の特性だともいわれています。ですから冷却して脆性が増したサスの硬度が上がるのも一般にはうなずけるのですけど・・・
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