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こんにちは。油脂の過酸化物価測定実験について疑問が
生じたので投稿させていただきました。
この実験は食品衛生試験法に基づいた方法で行っています。
大まかな操作の流れは以下のようになっています。
試料を三角フラスコに入れて窒素ガスで空気を置換→
クロロホルムを入れて溶かす→酢酸とKI飽和溶液を加えて振り混ぜる→
暗所に5分放置→水を加えて混ぜる→1.0%でんぷん液を青色を呈するまで加える→0.01Nチオ硫酸ナトリウム溶液で青色が消失するまで滴定

ここで空試験においても同様の操作を行ったのですが、
この空試験については試料が入っていないためでんぷん液を加えても
青色を呈しませんでした。なので最後の滴定操作を省略してもよ
いのではないかと思いました。
しかし自分の操作ミスで空試験でも青色になったかもしれないと思って、
一応は滴定を行ったのですが、実際はどうなのでしょうか。
空試験でも青色になるのでしょうか。どうか、回答の方よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

この実験における空試験というのは、試料以外に含まれたり、操作中に混入する可能性のある酸化性の物質の影響を考えてのことだと思います。


たとえば、クロロホルムには少量のアルコールが安定剤として添加されていることがあり、それが過酸化物に変化している可能性も否定できませんし、酢酸に関しても過酸化物を含む可能性はあります。また、窒素置換が不十分であれば、空気中の酸素の影響もあるかもしれません。したがって、そういった好ましくない要因があれば、空試験で青色になる可能性もあると思います。
要するに、何らかの酸化物が混入する可能性があれば、青色になる可能性があるということです。

なお、デンプンを加えて青色にならなかったのであれば、それ以降の操作は不要です、というより、行いようがないですね。
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この回答へのお礼

w-palaceさん、ありがとうございました。疑問に思っていたことが解決してすっきりしました。やはり青色にならなければ不要な操作だったのですね。本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/12/12 22:11

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