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例えば6/8なのか3/4なのかをどう聴き分けるのか…。
4/4と2/4ならなんとなく勢いが違うから分かるのですが、↑は難しいです…。

更にクラシックとなるとポップスやロックみたいに「分かりやすいリズム隊」がいないので「この曲は何拍子です」と書いてあっても、特にゆっくりな曲では正直小節の節目すら探せない時があります。

なにかいい勉強法やコツはないでしょうか?

A 回答 (2件)

本当に基本的なことだけ言います。


長くなります。

一般に、リズムは拍からできており、拍には「強拍」と「弱拍」があります。
拍子によっては強くはないが弱くもない「ちょっと強い拍」というのもあります。
面倒なので『中拍』ということにします。

●4/4の場合
 | 強 弱 中 弱 | 強 弱 中 弱 |
の繰り返しが基本です。
ロックなどでは1拍目と3拍目をひっくり返します。
 | 中 弱 強 弱 | 中 弱 強 弱 |
いずれにしても「4拍進まないと同じ拍は出てきません」。

●3/4の場合
 | 強 弱 弱 | 強 弱 弱 |
が基本となり、さらに派生形が生まれます。
いずれにしても「3拍進まないと同じ拍が出てきません」。

●1/4の場合は「2拍進まないと~」です。

●6/8は特殊で、8分音符が拍を刻みます。
 基本形は
 | 強 弱 弱 中 弱 弱 | 強 弱 弱 中 弱 弱 |
 です。
 しかし8分音符が拍を刻むため拍が進むのが早くなります。
 なので「弱」のぶぶんを端折ることがあります。そうすると
 | 強 中 | 強 中 |
 となり、2拍ごとに同じ拍が出てくることになります。
 なので便宜的に「ワン、ツー、ワン、ツー」と数えることもあります。
 2/4拍子と同じ扱いになってしまうのですね。
 指揮者もそう振る場合が結構あるので、確かめてみてください。

 ではわざわざ2/4でなく6/8にする意味は何か。
 それは音の刻みが三連符系になるということです。
 「タツツタツツ」というような。
 ロックの世界でも、たとえばTears for Fearsの「Rule the World」がこういう刻みになっています。

このように拍子は拍から構成されており、拍子を感じたいなら拍を感じる必要があります。
「拍感覚」と呼ばれたりします。
そしてこれは修練によって身に着けるものであり、頭に知識を詰め込んでも分かるようにはなりません。
辛抱強い取り組みが必要です。
最初は楽譜を見ながら音楽を聴き、「ここが1拍目」などと確認しながら聞き進めるのがよいでしょう。
そのうち知識に感覚が追い付いてきます。
修練が進めば、ベートーヴェンのように拍をずらすような意地悪をされても対応できるようになります。
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どのように繰り返しているか検証



https://www.ssw.co.jp/music_seminar/03/index.html
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