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拍子記号と言うのがありますよね。
楽譜の始めに付いてる分数なのですが
その分母の方が【1拍に数える音符の種類】を表します

その分母に付く音符は「基本の音符」ときいたことがあるのですが、分母の数字の「基本の音符」とはどのように決められるのでしょうか?
楽譜の中で一番多く出てくる音符なのでしょうか?

A 回答 (2件)

>その分母に付く音符は「基本の音符」ときいたことがあるのですが、分母の数字の「基本の音符」とはどのように決められるのでしょうか?



実は非常に難しい問題なのですが、平たく言うと、「作曲者が、その楽曲の構造や拍子感覚、伝統的方法などを考慮して、最も書きやすい数が分母に選ばれる」と言えます。

>楽譜の中で一番多く出てくる音符なのでしょうか?

頻度とは全く関係はありません。

たとえば、3/8拍子(8分の3拍子)と3/4, 3/2は、拍の感覚からすれば、すべて同じ3拍子と同じですが、3/2で8分音符で書かれたものを3/4,3/8拍子で書くと、16分音符, 32拍子になります。つまり、分母の数が大きい場合は、譜表に書かれる音符は歴時の短い音符が必然的に多くなります。だからといって、3/8拍子の方が、3/4拍子よりも速い曲が多いのかというと、そういうわけではありません。速さはまた別の問題です。

作曲者は、これから書こうとする曲をどの拍子で書けば、最も自分の考えに合い、なおかつ読みやすいものになるかは、すぐに判断がつくものです。演奏者に対して読みやすく書くのも大事なことです。

また、ワルツをあえて3/2で書くことはありません(ふつうは3/4)し、サラバンドを3/8で書かれると、演奏する側は何かを読み取ろうと必死になってしまいます(普通は3/4か3/2)。
拍子記号には別に厳しい縛りや決まりはありませんが、伝統的側面も考慮にいれなければなりません。

結論を言うと、拍子記号の分母は、作曲家の考え方によって決まるものです。楽曲中に使用される頻度とは関係がありません。
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わかりやすく4分の3拍子から考えていきますかね・・・。



4分の3の場合は4分音符が三つで1小節なわけです。
それ以外の何者でもありません。なのでワンツースリー以外の考え方は原則としてありえないというわけです。

ではそれぞれが2倍になる8分の6を考えて見ましょう。
8分音符が6個並んで1小節なわけですから、8分音符3個で一拍という考え方をすれば、「ワアン ツウウ・・・」とできます。
そして8分音符二つを1拍に考えれば「ワン ツウ スリ ワン ツウ スリ・・・」
感じ方がまるっきり違うのに同じ8分の6拍子。

そのほかに8分の9の時は3拍子のシャッフルと考えたりすることもできます。「ワッン ツッウ スッリ・・・」

これら全て約分しても同じようにできるのに約分すると絶対に演奏できない拍子、それが8分の6や8分の9というものです。
ここから先どんなに数字が増えても、ルールは同じ。約分しても同じはずなのに絶対に演奏できない。
これが違いです。

いやぁ~不思議ですねぇ・・・。4分音符の数は約分したときとまるっきり同じなんですけどね。
ドラム暦15年目でもこればっかりはミステリーです。
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