No.3
- 回答日時:
結構良い回答が出ているので補足です。
基本的に、社債がスムースに発行できるならば、
No1 の方のおっしゃるように、より低金利なので
銀行融資 よりは 社債 の方が良いでしょう。
近年、よく、企業が債務圧縮しているといわれる動きの一部は、
コマーシャルペーパーの発行で置き換えられているわけです。
しかし、そもそも、相当実力がないと、社債を低金利で売れない。
まあ、でも、2,3 はともに債務なので、
No2 のかたのおっしゃるように、条件などはいろいろ違いますが、
メリット・デメリットについて言えば、ほぼ金利で決まるでしょう。
株式については、
増資の大きなデメリットは、
既存株主の取り分が減ることです。
つまり、債務の場合は、
高々原資プラス利子だけ返済すれば良いですが、
株式の場合は、利潤を株式発行分だけ分配しなければいけません。
なので、債務でまかなえる額の資金調達を株式増資で行おうとする企業がいる場合は、
多くの場合は、西武鉄道のように疑っても良いのではないでしょうか。
逆に、好調なときは、自社株買いが、配当に並ぶ株主への報酬になります。
日本では、商法で自社株買いは禁止だったのですが、大分緩和されてきています。
メリットは既出です。
No.2
- 回答日時:
銀行借入、社債発行、株式発行は、いずれも、企業が事業を拡大したり、新規分野に参入するために資金が必要なときに、その調達のための手段として用います。
銀行借り入れ
金融機関からの借り入れは、資金調達の最も一般的な方法です。企業の業績がよければ、比較的簡単に短期間で実行できる反面、業績が悪かったり、新規事業の採算性に、不安があると銀行は貸出しに応じない。
担保や保証人が必要である。
企業の内容によって、借入金利に差がある。
社債発行。
社債は、企業が多額かつ長期の資金を必要とする時に用いられる資金調達方法です。
原則として償還期限での一括償還なので、期間中の償還負担が低い
社債の場合、固定金利のため長期的な資金計画が立てやすい。
固定金利のために、金利情勢の変化により、損得が分かれる。
株式発行(増資)
新株を発行することで、資金を調達する方法です。
増資は外部からの資金導入が可能で、返済の必要がないのが特徴です。
また、増資により資本金が増加し、自己資本を充実させ、企業の財務体質も改善され、対外的な信用力も高まります。
ただし、中小企業の場合は出資者を探すのが困難なことと、出資者の発言力が増して、経営を干渉される場合があります。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
資本の調達ではなくて、資金の調達ですね?
資本だと、(1)しか該当しません。
これらの調達方法の違いを簡単に表現すると
(1)返済義務のない自己資本調達
(2)返済義務のある直接金融による調達
(3)返済義務のある間接金融による調達
です。
(1)と(2)はそれなりの規模の企業が
市場(私募債は市場調達ではない)から
調達します。
(1)のメリットは有利子負債を抱えることなく
資金調達(自己資本の充実)ができることでしょう。
デメリットは、株主に対し様々な義務を負います。
(2)は直接金融なので、それなりに信用力のある
企業が市場から資金を調達できます。
信用が高いと低い金利で調達できるメリットがあります。
(3)は中小企業の利用が中心です。
当然ながらこれも信用のある企業ほど低い金利で
調達できます。信用力によっては銀行から調達で
きない企業もあります。
中小企業の例ならば、
1.規模の小さいうちは、(3)で実績をあげる。
2.ある程度の規模になったら、(2)の手始めとして「私募債」を発行する。
3.そして、上場の準備?なのかな?
まあ、このように順調に行く企業はほんとに一部
なんでしょうけどね・・・。
回答になってないかなーーー。
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