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株式会社が株を発行した場合、それに応じて資本金も増えると思っていたのですが・・・・・。
私の知っている会社には持ち株会制度があり従業員に株を売っていますが、会社設立以来資本金は1000万円のまま全く増えていません。オーナーの持ち株を切り売りするにしても限界があると思うのですが、こんな事は可能なのでしょうか?

A 回答 (5件)

ちょっと回りくどい説明ですが、結果的に答えになります。



株価と資本金と株券の額面とは必ずしも一定の関係にありません。

一番簡単なパターンで(実際にはもうちょっと複雑ですが)

仮に100万円ずつ10人の人が出資していて、株券10枚を発行して資本金1000万円の上場してる会社を想定しましょう。

株価が一定ならこのままです。しかし、株価が200万円になったら、株券1枚あたりの価値は、当然200万円です。100万円(額面)しか出資していないのに。しかし、資本金は1000万円のままです。わかりますか?

例えば、持ち株会において月々1万円ずつ積み立てて、200ヶ月たったら1株の権利を得ます。(株主になる)
つまり、会社の持っている株券1枚をもらえる訳です。
しかし、資本金はやはり1000万円のままです。

オマケにキャピタルゲイン、IT長者とは?

上記の会社のパターンで5株を新規上場したとします。すると一株が何と初値1億円だっだとします。
すると最初に100万円出資した人の株券の価値が、1億円になるわけです。

数年前はこれが現実にばしばし有りました。その利益をキャピタルゲイン、儲けた人がIT長者です。

ちなみにこの場合も会社や株主の資産は数億円になりますが、資本金は(増資した金額は除き)変わりません。

あとは全く違うパターンで、持ち株会に関係なくみんなでお金を出し合って、1000万円ためて単純に1000万円増資と言うことも有ります。この場合は資本金が2000万円になります。

少しは参考になりましたでしょうか? それでは

この回答への補足

ありがとうございます。大変参考になりましたが、この会社の場合地方の中小企業ですので上場しておりません。株価が変動する事はあり得るでしょうか?オーナーの考えで株価が操作出来るのであればともかく、それは無理でしょう?

補足日時:2004/12/26 15:10
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持株制度と資本金の関係についての質問に対して、


「会社の価値=株価」などと関係のない結論にいってしまっている回答があるようですが、
株価と“資本金”は無関係です。挙句の果て犯罪の可能性まで示唆してるし....何も会社を売る話ではありませんよね。
増資することなしに持株制度を導入することは全く不思議なことではありません。
それが会社の株なのか、オーナの株なのか判りませんが。
よくあるのは:
今は高い給料が払えないから株を(現物あるいはオプションとして)与える。将来きっとIPOするからそうなれば給料よりずっといい一時金が手に出来る
というものです。
で、その株がどこからでるのか?限界があるのでは?という質問ですよね?
資源が会社なのか個人なのかは判りません。そしておっしゃるとおり限界はあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/29 19:30

補足頂きましたが、回答の方遅くなりました。



まずは、ちょっと気になりましたんで。
>回答に時価の話がありますが、時価は資本金と全く無関係です。
>株価と資本金と株券の額面とは必ずしも一定の関係にありません。
同じことを言っている事、又なぜかと言うことはご理解いただいてますよね?(正確には資本金も加味した上で株価の判断材料になりますので、間接的には関係していますが・・・)

>株価が変動する事はあり得るでしょうか?オーナーの考えで株価が操作出来るのであればともかく、それは無理でしょう?

微妙な表現ですが、質問の意図からすると可能とお答えする方が合っている思います。
上場企業であれば市場において、株価と言うものが客観的に理解できます。
あなたが思われたのは中小の非上場会社だから、株価は一定でしょ、と思われたのだと思います。

補足からオーナー社長であろうと思われます。つまり社長=株主と言うことです。前回の例の続きで、仮にこの社長が会社を売るとします。会社を売るという事は、経営権を売るという事であり、仮に2000万円で経営権を売ったのであれば、この会社の価値=経営権=結果的に株の価値=2000万円となります。ちなみにこの場合も資本金は1000万円です。

結果としては変動しているという事になります。かといって、自由に操作ということとは、ちょっと違います。極端に高ければ、買い手が(今回の場合は持株会)当然納得しません。極端に安ければ、税法上(贈与扱い)問題が出てきます。極端な話、相続税対策で、10円で知り合いに会社を売ってしまえば、相続税が掛からないという事になってしまいますよね。(有りえません)

結論としては、上場、非上場企業にかかわらず、同じ資本金1000万円の会社であっても、100万でも売れない会社(魅力がない会社)、100億でも買えない会社が有るという事です。つまり、会社の価値=株価という事です。回答は以上です。

ただし、私は質問の本質は、本当に持株会はお金をちゃんと管理してるのか?また、ちゃんと株を貰えるのか?じゃないのかなぁと思ったんですけど?ちがいます。

だとしたら、ココで聞いても直接的な答えは出ないと思いますよ。直接持株会や社長に聞かないと、どういう条件で運営されてるかわかりませんよ。(多分聞けないんでしょうけど・・・)

もし、本当に小さな会社でしたら、社員向けに持株会といっているだけで、実際には社内互助会的な積立てなんじゃないかなと思いますよ。そして、ある程度たまったら増資して、その時に社員に株を分けますよって感じで。(今、景気が悪いのでそういうお金を、運転資金に回してしまう社長さん多いですけど・・・)

こんな説明でよろしいでしょうか? それでは
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そういう事ですか。

お礼日時:2004/12/29 19:28

持株制度で従業員が株を得ていても、新株発行されているわけではありません。

株の所有者が変っただけです。
回答に時価の話がありますが、時価は資本金と全く無関係です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。結局オーナーが株を切り売りしているという事でしょうか?

お礼日時:2004/12/26 17:18

もし、従業員持株会へ新株を割り当てているのなら、新株に対する払込額の2分の1以上は資本に組み入れる必要があるので資本の額が増加しますし、発行済株式総数も変わります。

これらは登記事項ですから(商法188条2項)、登記上の資本金が変わっていないということは、新株は発行していないということなのでしょう。No.1の方がおっしゃるとおり、理屈の上では株価は1株1億円ということもありうる訳ですから、新株を発行しなくても、持株会への売却には困らない可能性はあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2004/12/26 15:07

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