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認知心理学
日常生活のさまざまな場面や出来事の中で,さまざまな法則や現象が関連しているものを取り上げ,その場面・できことと認知心理学の関係がわかるように具体的に説明、また,そのような場面・出来事についての認知心理学的な研究が人々の生活の質の向上や人間理解にどのように役立つと考えられるか教えてください

A 回答 (2件)

脳は五感六感を通じて取り込まれる情報を、そのまま認識するのではなく、加工して認識する。


重要かどうかを即座に判定し、不要な情報は削除され、重要な情報のみが強く強調される形で加工され、それに基づいて危険などに対応する行動を行うよう促している。

混雑する人込みの中にあっても、膨大な量の人の顔が目に飛び込んでくるが、そのほぼ全ては忘れられ、知人らしき人の顔だけが識別されるのはそのためだ。それで声をかけるか、知らなかったことにしてすれ違うかの判断を求めるわけだ。

また脳は人の顔や風景を、あるがままに認識しているのではない。
例えば、遠い山々は見えた映像よりも大きく認識される。きれいだと思って写真に撮り、その映像をみると山々が思ったよりも小さく映っているので驚くことがある。実際に眼に映った映像は写真の通りなのだが、山々の美しさが強調されて実際よりも大きく映像が強調されて認識されていることが分かる。

人の顔もそう。毎日一緒に暮らす家族でさえ、家族と認識できない人がいる。
人の顔は何年、何十年も間を置けば変化しているのはお分かりだろうが、実際には日々というか秒単位で変化している。表情もさまざまだ。それでも同じ人だと認識できるのは、人の顔をあるがままではなく、あまり変化しない重要なポイントだけ把握し、そこから顔全体の映像に変化させて同じ人であると認識しているからだ。だから何十年もたって、シワが多くなり、白髪頭になり、体型も変化した知人でも即座にその人だと分かったり、直ぐには分からなくても記憶が呼び覚まされると、昔の姿とダブらせる形で映像情報が加工修正され「ああ、オマエか~。久しぶり。老けたな~。誰だか分らなかったよ」ということになる。
前述の一緒に暮らしている家族を家族であると認識できない人は、その映像加工修正処理能力を失った病気?の人なのだ。

このような研究成果は、テクノロジーの発展、例えば映像加工技術やAIと結びつくことによって「顔認識ソフト」を生み出し、それかの科学的・技術的成果が、逆に認知心理学にフィードバックされるという好循環になっている。

認知心理学というか、心理学そのものが人間の意識と行動全般を領域にしている。
上記は、主に視覚に絞った話だが、人間がかかわるあらゆる生活場面で、心理学はほぼすべての学問領域と密接に連携しながら研究されている。「心理学の成果」と銘打たれていなくても、心理学が関係している成果は数多い。
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> 関係がわかるように具体的に



するには、認知心理学に属するなんらか主要な研究成果(あるいは研究分野)をいくつか決めて、その趣旨を要約しなくてはならない。 ただし

> 人々の生活の質の向上や人間理解にどのように役立つ

かが説明できるものを選ぶ。それから

> 日常生活のさまざまな場面や出来事の中

から、上記の要約に含まれた

> 法則や現象が関連している

と言えそうな具体例を考案する。

勉強してなきゃ出来ない。だからこそレポート書かせる意味があるわけで。
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