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※はじめて質問しますので、カテゴリ違いであればすみません。
行動心理学や、社会心理学に関係するのかと考え、カテゴリを「心理学」としています。

会社において、人のモチベーションを上げるため、危機感を持ってもらう活動を検討をしています。

【質問】
危機感の受け止め度合いについては人それぞれということ、またどれぐらいの危機感を与えるのかという、程度の問題はありますが、一般的に危機感を持った人間はモチベーションが上がると想定しています。

そこで、危機感を持った人間が行動に移す割合を数字で教えて頂けないでしょうか?

例えば、喫煙者100人を集めて、このままでは病気になりますという危機感を与えた場合に、50人が禁煙をするなど、実際に行動に移す割合を数字で知りたいです。



上記の禁煙や、ダイエットなど、人がめんどくさがるような事に対して、危機感が行動に及ぼす割合について、実験結果や、論文など参考にできるURLを教えて頂けると助かります。

「危機感を持った人が○○%の割合で行動に移す事例があり、効果が見込めるため危機感を持ってもらうようにアプローチします」ということが言える裏付けに使いたいです。

※モチベーションを上げるための1つの要素として検討していますので、「危機感を持つ=やる気」とは考えておりませんが、検討の材料として参考にお教え頂きたいです。

A 回答 (1件)

危機感の定義についてあいまいなまま、


数字だけ厳密なものを求めても、よい結果を得るのは難しいかもしれませんね。

命の危険が迫っているレベルの危機感であれば、
命を守るためにほぼ100%の人が行動を起こすでしょう。

たとえば、いくら喫煙の強度な習慣がある人であっても、
目の前で自宅が燃えていれば、「逃げる前にまず一服」とはなりません。

かといって、寝坊した人が、
遅刻したら上司に小言いわれちゃうなー、という程度の危機感であれば、
「エイヤと起きる前にまず一服」はありえるかもしれませんね。

病気に対する危機感も、
喉が痛くなる程度の危機感なのか、
肺気腫、肺水腫レベルなのか、肺がんなのかによって行動は変わるでしょう。

「危機感を与えれば○○パーセントの被験者が行動を起こす」ではなくて、
「行動を起こす割合は危機感の程度と解釈による」、としかいえないのではないでしょうか。

危機感と言う考え方よりも、
「正のインセンティブ」と「負のインセンティブ」として、
インセンティブとモチベーションの関係、として調べる方がよいかもしれませんよ。
(危機感はもちろん負のインセンティブですね)

インセンティブとモチベーションの関係は、
いろいろな研究がなされていますし、書籍等も豊富です。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。

>数字だけ厳密なものを求めても、よい結果を得るのは難しいかもしれませんね。

おっしゃる通りですね。「危機感」の定義が曖昧なのに、結果は厳密にならないですね。

ただ、「危機感」という言葉しか知らなかったところ、「インセンティブ」という言葉を教えて頂いたので、さらに調べることができます。
非常に助かります。

継続して調べてみます。ありがとうございました。

お礼日時:2014/02/05 17:59

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