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直下型地震の破壊力や本当の怖さと言うのを教えて下さい。

どんなに免震や耐震構造で作った鉄筋鉄骨造の建物や構造物でも破壊してしまうでしょうか??
世界最強の頑強な構造物というのが有るのか分かりませんが、そういうものが有ったとしても、
それでも破壊してしまうでしょうか??

A 回答 (2件)

私は、阪神淡路大震災を大阪市内のマンションで経験しました。

(当時は大阪に単身赴任中)
早朝の事であり就寝中だったのですが、その時「背中に誰かがドーンと体当たりしてきた」と思った。
直後、鉄筋のマンションがミシミシ・ミシミシとなり、いつ崩れ落ちるかと、停電で真っ暗な中、不安の極に…

当日の夕方、当社の若い社員が神戸市内の自宅で犠牲になった事を知り(彼は梁の下敷きで圧死)、更に翌朝、当時の関西駐在役員の神戸のマンションの様子を当人から聞きました。
その常務宅では、洗濯機が天地が逆となり見事に?逆立ちしていた由。またピアノが台座から浮き上がり、部屋の対局に移動したと…
その後の救援活動で、とても現実とは思えない神戸の惨状を見ました。

また、東日本大震災は、さいたま市内の自宅で経験しましたが、こちらの揺れは「ユッサ・ユッサ・ユッサ…」という感じでした。

以上、私の経験上では、直下型の大地震は「ドーン!!!」、海溝型地震は「ユッサ・ユッサ・…」です。

なお、免震や耐震構造は、昭和56年の新耐震基準と阪神大震災後の「新・新耐震基準」で、法令上の基準としては、ほぼ満点ではないでしょうか。自然が相手ですから、完璧はありません。

問題は、設計・施工・建築業者などの手抜きでしょう。
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この回答へのお礼

貴重な体験談をありがとうございます!直下型は、ドーン!!ですか・・怖いですね。若い社員の方にはお悔やみ申し上げます。地震は怖いですね。
教訓にします。ありがとうございます!

お礼日時:2020/01/26 23:31

直下で起こるため伝播による破壊エネルギーの拡散や減衰がなく、小規模の地震でも大きな被害を引き起こすことが恐ろしい。



しかし真の恐ろしさは別にある。
震源地との距離の近さである。
それはつまりプライマリー波とセカンダリー波がほぼ同時に到達するということでもある。
揺れだしたと思ったらあっという間に本揺れがくるのである。
損害制御の行動がとれないのである。

東日本大震災の時東北新幹線を走っていた車両はすべて緊急停止し二次災害を免れた。
しかし直下型だとこうはいかない。
新幹線の地震の際の緊急停止システムは、まず複数個所でプライマリー波を検出し、それをもとに震源地と地震の規模を推定し、そこから想定される新幹線へのダメージの程度を見積もり、それが一定基準を上回ると緊急停止信号を出す、そういうシステムになっているからである。
そして緊急停止信号が出てから新幹線が完全停止するまで、どうしても十秒以上はかかる。
つまり、プライマリー波が検知されてから新幹線が停止するまで、数十秒の猶予がないといけないのである。
プライマリー波とセカンダリー波がほぼ同時に到達する直下型地震では、そのような時間の余裕は確保できない。
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この回答へのお礼

P波とS波ですね!習った気がします。ほぼ同時に来てしまうんでしたね。
ズドンで終わりなんでしょうね。ありがとうございます!

お礼日時:2020/01/26 19:25

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