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最近Gibson SG standardを中古で(ヤフオク)購入しました。値段は送料込みで96000円ほとでした。
ネックの裏に型番が刻まれており、シリアルナンバーを調べたところ1999年代製造のものと判断できるのですが、ネットで偽物が出回ってるとの記事をみてしまいそこから少し不安になってきました。
売ってくれた本人言わく、かなり昔に中古で数十万ほど購入したと言っていました。
Gibsonのハードケースも着いてきて、Gibsonの取り扱い説明書なども入ってきました。

まぁこのような事があるので基本的には大丈夫だと思うのですが自分だとどうも確信が持てず不安なので、詳しい方、判断できるかた、本物か偽物か、ご判断できましたらよろしくお願いします。

「最近Gibson SG standard」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • 一応ロゴの部分のアップ写真です

    「最近Gibson SG standard」の補足画像1
      補足日時:2020/05/28 01:23
  • 一応中を見てみたらGibsonの刻印があったので大丈夫でしょうか??

    「最近Gibson SG standard」の補足画像2
      補足日時:2020/05/28 17:35

A 回答 (2件)

1999年製だというなら、年式的にはかなり新しいもので、判断は難しいですが・・・価格帯で言うと、確かに偽物が出回り易い年式とクラスだと言えそうです。


 偽物の殆どは人件費の安い中国製です。例えば・・・本来¥5000ぐらいで出荷している製品(小売り価格だと¥1.5~2万ぐらいのクラス)に¥1万かけると、中国の人件費では大概のことが出来ますが、それで偽物に仕立てると、直販やネット等で¥10万で売れます・・・・こんなオイシイ話、中国ならやらない手はありません。

 ギブソンの真贋は、ヘッドロゴの掘り方(ロゴ自体ではありません)、フレットエッジの処理、ピックアップキャビティやコントロールキャビティの掘り方、ネックセットの方法、ネックの木目の通り方とヘッドの構造、それにトラスロットのスロットの入れ方等を見て、総合的に判断します。
 全てがNGなら偽物、っというワケではなく、偽物にもいろいろランクがあって、かなり本物に寄せたものもあります。各部の作りを調べ、『ギブソンの製造ラインでこんな加工をするか?』っということを一つ一つ検証する必要があります。(『職人が慎重に作ったもの』が最高であるギターの世界に於いて、中国では驚異の腕を持つ木工職人が大勢いて、しかも信じられないほど低賃金で働いています。極論ですが・・・・加工の精度や仕上げの丁寧さだけでは真贋は必ずしも判断出来ず、『ギブソンがこういう加工をするかどうか?』っという検証が必要になります。)

・・・っというワケで、貼付されている画像だけでは少な過ぎ、正確な判定が出来ませんが、判る範囲で言うと。

※ヘッドロゴの輪郭が汚い
 これは、ヘッドのツキ板を浅く掘って、アコヤ貝製のロゴを接着剤で埋め込んでいる跡です。時間が経って塗膜が縮んでくると、この様に『堀跡』が浮かんで来ます。
 特にGibsonの『son』の上部を一直線に掘って『手抜き』をするのは、比較的最近のギブソン社の特徴です。
 偽物だとロゴは『貼り』が多く(さすがに時間をかけてイチイチ掘ってはいられないんでしょう)、本物よりもずっとスッキリとしています。

※コントロールキャビティのパーツ
 ギブソン社定番のCTS製ポットではありませんが、PPATポットの様です。またトグルスイッチも、オールドに使われているスイッチクラフト製の汎用でなく、最近のPSTSのL型に見えます。これらは1990年代以降のギブソンの特徴です。
 画像を見る限りですが、使われているパーツは年式相応だと思います。PPATポットまでコピーしているなら、なんとも言えませんが・・・コストを考えると、さすがにそこまではやらないでしょう。

※ケース
 このケースは、ワタシはコピー品では見たことがありません。『趣味の悪い』どピンクのインナーは、1990年代以降のギブソン標準ハードケースですね。
 まぁケースはどこかで入れ替わった可能性も否定出来ませんが・・・このケースは恐らく本物ではないか?と。

※書類
 取説だけですか?ギャランティーカードも入っていたら本物だと言えます。

・・・以上より、何度も繰り返しますが『貼付画像を見る限り』では、本物のギブソンUSA製だと思われます。
 後は最初に上げた部分を一つ一つ調べれば、よりハッキリするでしょう。

 尚、画像で一つだけ判らないのが・・・ペグです。
 シングルナールのプラスチック製ツマミが付いていますが(クルーソン型ペグの特徴)、ポストを見るとロトマチック型の様です。
 クルーソン型ならGibsonの打刻があるゴトー製ですが(本物のギブソンのカスタムショップ製に使われるペグですが、しかし一方偽物にもよく使われています)、ロトマチックならグローバーではないか?と。もしグローバーなら当時のギブソンのカタログモデル(カスタムショップ製でないモデル)の標準ペグで、このSGがギブソンUSA製であることの裏付けになりますが、しかしシングルナールのツマミってグローバーにあったっけ?ってところです。(ワタシの記憶では、ギブソン標準のグローバーは金属ツマミしかなかった様な。)
 まぁペグは交換されている可能性もあるし、ワタシがこの型のペグを知らないだけかもしれません。ペグの組み合わせがおかしいというだけで偽物とは言えないでしょう。
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前オーナーの「かなり昔」ってのも大雑把ですね(笑)



騙す目的でその頃のSGの偽物をでっち上げて10万円くらいで捌くのは、労力などを考えれば割に合わない作業だと思いますよ。
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