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日本史なんですけど、版籍奉還と廃藩置県の違いって何ですか?

A 回答 (5件)

大政奉還というのは、


政権を朝廷に返し新たな政治体制をつくる、ということです。

15代将軍・徳川慶喜はこれを受け入れて、
260年余りにおよぶ江戸幕府に終止符を打ちました。

しかし大政奉還後も、慶喜は政治と長い間距離をおいてきた
朝廷から、政治を任されます。
もっとも、これは当初から慶喜が計画していたことです。

そのため、薩長等は、政治も天皇がやるべきだ
ということで、王政復興の大号令を発し
徳川を追い出しにかかります。

こうして戊辰戦争が始まります。


結果、徳川幕府が滅び、明治政府が
成立します。

明治政府は列強に対抗するため、中央集権体制
を採ることにし、藩主の所有していた領地と領民を、
天皇が取ることにしました。
これが廃藩置県です。
つまり藩を廃止して、新しく県を置く、という
政策です。
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版籍奉還で大名の支配地は「将軍から与えられたもの」から「朝廷のもとで管理するもの」に変わった. ただし各藩の最高責任者である知藩事は旧来 (藩主) のまま.



廃藩置県で藩が廃止され県に置き換えられ (単に名前を「藩」から「県」に変えただけ), 知藩事も全員まとめて解任された.

このようにしてできた県の規模は 100万石超から 1万石とさまざまだしその支配する地域も飛び地だらけなので, 管理しやすいようにまとめたのがその後の 2回にわたる府県統合. #3 はこの辺まで触れてるね.

とはいえ合体しすぎてこれはこれで (島根県と鳥取県が「島根県」として 1つだったのでやたらと細長くなっていたなど) 問題が出たためいくつか分離しておよそ現在の府県が確立する.
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版籍奉還は、朝廷から預かっていた領地・領民を大名が朝廷に返還する儀式でありました。

そういう名目が変わっただけで地方行政は何も変わっていない。大名は藩知事と呼ばれて、そのまま横滑りで藩の境界も何も変わっていないのです。廃藩置県は、抜本的な行政改革でありまして全国に300近くあった藩を統廃合して県として再編成し、藩知事は廃されて内務省から知事が派遣されて中央集権、効率化、合理化が実質的に推進されました。時期は近いけど、版籍奉還と廃藩置県は全く違うものです。
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「版籍奉還」は土地と人民の支配権を朝廷に返すこと



「廃藩置県」は藩をやめて県に置き換えること

参考まで。
https://samuraitax.com/2018/01/30/%E5%BB%83%E8%9 …
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版籍奉還は、各藩が持っていた土地と民を朝廷に渡すことで、廃藩置県が藩を廃止し各県に知事?を送るようなことだったと思います。

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