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付加フィルタを使うことで、X線の線質が硬くなるのはなぜですか??

A 回答 (2件)

X線の線質が「硬い」「軟らかい(柔らかい)」というのは、ある振動数範囲の中で


・振動数が大きい(エネルギーが高い)=硬い
・振動数が小さい(エネルギーが低い)=軟らかい
という言い方をします。

フィルタ-を使うということは「特定の振動数を通過させる」ということですから、フィルタが通過させる振動数範囲の特性によっては「振動数の大きいものをより多く通過させる→硬くなる」「振動数の小さいものをより多く通過させる→柔らかくなる」ということで、どちらもあり得ます。

ただし、「振動数が大きい=エネルギーが高い=硬い」ものの方が「透過力」が大きいですから、一般論として何らかの物質を通過させれば、エネルギーの大きい「振動数の大きい=硬い」成分が大きくなる傾向になります。
従って、「付加フィルタ」の特性がどのようなものかは分かりませんが、一般論としては「透過後のX線は、振動数の大きい成分が強くなる(=硬くなる)」ということが言えます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2020/07/20 09:17

硬くなるわけではなくて、そのくらいのエネルギーのX線しか透過していこないからです。


低エネルギーのX線は光電効果で簡単にフィルターアウトされてしまうけど、中高エネルギーのX線の主な反応モードであるコンプトン散乱や電子対生成では反応確率があまり高くないから大部分がフィルターを通り抜けてくる。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2020/07/20 09:17

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