
No.3
- 回答日時:
セカンドオピニオンについて
セカンドオピニオンとは、今かかっている医師(主治医)以外の医師に求める第2の意見です。
この考え方が広がってきた背景には、従来の医師お任せ医療ではなく、インフォームド・コンセント(説明と同意)を受け、自分も治療の決定に関わる医療に変わってきたという社会背景があります。
患者と主治医で治療法を判断するための材料
医療は日進月歩で新しい治療法が次々に生まれています。その全てを一人の医師が把握しているとは限りません。
また、医師や医療機関によって患者さんに提供すべきだと考える治療は同じとは限りません。医師や病院によって、提供できる医療内容に限界がある場合もあります。また、患者さんそれぞれによって、自分の受けたい治療は様々です。
そこで、あなたにとって最善だと思える治療をあなたと主治医との間で判断するために別の医師の意見を聴くこと、それがセカンドオピニオンです。
・目的を決める
・セカンドオピニオン先を決める・・・・他の病院医師Bに聞く
・聞きたいことをまとめる
・紹介状及び診断書をもらう
・セカンドオピニオンを聞く(他の病院で受ける)
・医師Bの診断について主治医A治療方針について話し合う
・手術する又は治療する病院を決める
セカンドオピニオンと医師を変えることを同義に考えていらっしゃる方も多いですが、そうではありません。始めから医師を変えたいという意思がある場合は、転院・転医となります。セカンドオピニオンを受けたのち、結果的に別の医師が提供する治療を受けるために医師を変えることはあります。
主治医との関係が悪くなることを心配してセカンドオピニオンを言いだせない、という方も多いのですが、基本的には心配する必要はないはずです。これまで述べたように”主治医と共に治療を選択する”ということがセカンドオピニオンの前提だからです。
しかし、現実的な問題としてセカドオピニオンを正しく理解していない医師や、プライドの高い医師がセカンドオピニオンを取得したいと申し出た患者さんに対して転院や転医を薦める場合がありますので、そこは医師を見極める必要があります。そうした医師と共に今後の治療を続けていけるのかどうかを吟味する必要がでてきます。
本音で通じあう人間関係を構築する
また、主治医と相性が合わない、病院の設備がもっと整ったところへ移りたい、という希望がある場合も多いと思います。このような場合は、セカンドオピニオンではなく転院・転医となりますので、その旨を医師に伝え、準備を整える必要があります。セカンドオピニオンを受けながら転院や転医を検討する場合もあるでしょう。
患者と医師の間で治療を行うためには信頼関係が必要です。セカンドオピニオンにしても、転院・転医にしても、可能な限り自身の気持ちを医師に素直に伝え、通じ合う人間関係を構築していくのが望ましいといえます。
しっかりとしたインフォームドコンセントとセカンドオピニオンを受けることで、自分が選ぶ治療にどのようなメリット・デメリットがあるのかを多角的に知ることが出来ます。このような段階を踏むことが、納得のいく治療を選択する道標(みちしるべ)となるでしょう。
No.2
- 回答日時:
>1.セカンドオピニオンしたい病院は、当然自分で探すものですか? それとも自分で2つ3つ候補の病院を探して、現在の医師に選んでもらえるものですか(そんなわけねーだ?)
自分で探したほうがよいでしょう。
>2.セカンドオピニオンしたいと言ったら、現在の医師は紹介状を書いてくれるものですか?
書いてくれたら、紹介状は見せてもらえるものですか?
主な病院では、「セカンドオピニオン受付」があります。
ここで、照会状に準ずるものを作ります。
>3.セカンドオピニオンの後、今の病院に再び戻って治療を受けることはできますか?
できます。
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