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最近の小泉内閣の医療費削減
福島での産婦人科医逮捕
その他、マスコミでの医者や医療費に対する報道

などを見ていてどう思われますか?
開業医は確かに儲かるかもしれませんが、
勤務医なんて40歳くらいになると銀行員の年収の半分くらいだし、、
それでいて24時間忙しい思いをして、世間からは訴訟やら逮捕やら非難されて、
これじゃあ医者があまりにもかわいそうだと思うのですが・・・

どんなことでもいいので、いろんな意見をお聞かせください

A 回答 (13件中1~10件)

私の婚約者は医者ですが、彼には悪いけど実態を知ると医者になるのはバカだと思いました。


だって、医者になる頭があるんだったら、一流企業に就職するほうがよっぽどいいです。そのほうが、仕事はよっぽど楽だし(労務管理がしっかりしているところが多いし、医者よりよっぽど拘束時間が短い)、待遇も収入もいいのにと思います。
金融・銀行なんてすごくお給料がいいですよね。

マスコミも医者叩きが大好きですよね。
私も婚約者が医者だと知られると、「看護婦と遊びまくって浮気するぞ」「製薬会社からリベートをいっぱい貰ってる」「私の友達も医者と結婚したけど家庭内暴力で離婚したよ」など、色々言われました。

世間は、高収入だと思ってるかも知れませんが、実態を話すとみんな「がんばってね」と言われます(笑)
慈善事業だと思ってないとやりきれない部分が多いと思います。
私も、質問者さん同様、医者がかわいそうだと思うことが多いです^^;
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病院医師は週63時間労働 「残業」月100時間近くに



記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2006年3月28日】


 病院の常勤医師の労働時間は週63.3時間に上っていることが27日、厚生労働省の医師の勤務状況調査(中間報告)で分かった。

 労働基準法が定める週40時間労働に照らせば、過労死が起きてもおかしくないとされる月100時間近い残業をしている計算。患者の生命を預かり、高度な技術や細かい配慮を求められる医師の過酷な労働実態が浮かび上がった。

 調査は、約230病院の医師1万1600人余りが対象で、6650人から回答を得た。

 1週間の労働時間では、回答した4077人の常勤医師の最高は152.5時間で、平均は63.3時間。うち診療時間は、外来15.3時間、入院24.4時間の計約40時間で、自己研修や研究、教育などがその他の時間を占めた。

 同じ病院に3年以上勤めている医師の3人に2人は「3年前より負担が増えた」と感じていた。理由として、62・3%が病院内の診療以外の業務を挙げ、教育や指導(49・4%)、外来患者数の増加(48・3%)が続いた。

 診療科別にみると、最も多いのが産婦人科の週69.3時間。次いで小児科68.4時間、外科66.1時間となっており、不足が指摘されている産婦人科、小児科医が忙しいことを裏付けた形だ。
非常勤医師の平均労働時間は週27時間だった。

さて、「嫌なら辞めればいい」などと言っている人に聞きたい。
君の言う通り、どんどん医者が辞めて行って、日本の医療が崩壊したら、今度は君が代わりに医者になって病める人々を助ける覚悟はあるのかい?
ある訳ないよな、君のような人には。
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勤務医です.


質問の要旨からは若干離れますが,この手の問題提起に対しては,
必ずと言っていいほど

「職業選択の自由.嫌なら辞めろ.代わりはいくらでもいる」

といった主張が出現します.
しかし,これまでの回答者さんたちが指摘されている様に,
簡単に辞めることは現実的には不可能です.
また,

>職業選択の自由はありますから、嫌なら医師になる必要はありません

と言いつつ,

>成り手の多い診療科目は抑制して、成り手の少ない診療科目に回ってもらう

などと,自らの主張する職業選択の自由に全く矛盾する提案が,
何の疑問も持たれずになされているのが現状です.
医師はすでに職業選択の自由を理解しているし,それを実行しています.
だからこそ,昨今の産科・小児科医不足が起こっているのです.

>「24時間忙しい思いをして、世間からは訴訟やら逮捕やら非難されて」
>という職業は、警察官、トラック運転手、問題校の教師、児童相談所の職員など、
>医者に限らず多いですし、収入は恐らく医者より低いと思います。

といった主張も良く目にしますが,特に勤務医は本当に24~36時間,やむを得ず
一睡もとらずに働くことがあるのです.
また,職業に貴賤はありませんが,責任の質と重さは当然異なってくるように思います.
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医療機関の収入は政策的に低く抑えられています。

もちろん日本が世界に誇る国民皆保険のためと、そして製薬メーカーなどの利益を確保するべく、国際水準よりずっと低く人件費を抑制するため。日本の経済規模に対する医療費の割合はOECD加盟国として低い方です。

このため医療関係者の待遇が国際水準より低いのであって、そこに市場経済の用語である「嫌なら辞めろ」を持って来ても噛み合いません。医療関係者は国家資格として認められた専門職として扱われることが必要ですが、現在の医療政策はここを間違っています。

医療のレベルを高い水準に保つためには、政府と御用マスコミによる意図的な医療機関叩きに一般国民が乗るべきではありません。国民皆保険を維持して、コストは途上国並、技術とサービスの水準はアメリカの一流病院並、というのは不可能です。

このような無理が、小児科や産婦人科の不足となって現れているのでしょう。現行の「安く長く働け。嫌なら辞めろ。」政策を続ける以上、いずれ他の診療科でも人員の不足が顕在化すると思われます。

医師に代表される専門職叩きを国家的に試みた例は、私の知る限り中国の文化大革命とカンボジアのポル・ポト政権の2例です。末路がどうなったかはご存知と思いますが。
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 日本の現代の医療の中での医師の置かれている状況の問題点を議論しましょうということだと思います。


 医師は慈善事業者でも殉教者でも犯罪者予備軍でもありませんが、たくさんの回答者のご指摘のように現実には、そうあれという社会の動きがあります。社会を、冷静な目で見たときに、これは、日本だけの特殊な状況であることがわかります。司法、行政、病院にそれぞれの問題があります。
 社会の仕組みでは、ある医師は、医療を支えるメンバーの一人ですが、いまや医療は医師個人でなく、多くの医師やチーム、スタッフから構成しないと成立しません。ERという番組をごらんになったかもしれませんがが、すべてを受け入れられる24時間救急を行うならば、どれだけのスタッフが必要でしょうか?ERをごく少人数の医師と不慣れなローテート看護師たちで回せば、患者が事故で死んで医師が刑事告訴されるまえに医師が過労死するでしょう。これは、システム構築の責任です。問題は、現場の声を聞かないで、サービスを構築しようという、行政のまずさです。
 まずいのは、行政だけではありません。司法も、非常に特殊です。医療事故で刑事に問われた医師は犯罪の意図があったのか?欧米では犯罪の意図があったものだけが刑事に問われますが、正しい診療契約の履行の過程で生じた事故は、司法の介入なしに調停機関が処理します。診断や治療の不成功は必ずある確率で発生します。日本はこれを刑事罰対象にします。これで、日本の医師は、自分の命を懸けたルーレットに巻き込まれることになったのです。突然の出血、長時間の手術は複合要因に影響する大きな因子でしょうが、これらは、ルーレットの運命の数字のひとつになりました。この司法の特殊性は国会図書館のissue reportで、センセイ向けに詳しくほどよくまとめられています。URLあげませんが、HPたずねてみてくださればでてきます。このゆがんだ状況は、日本の法医学会が、現在の警察とほぼ同じ考え方をしていることが後押ししています。同じ医者なのに、臨床に携わらない法医学は、臨床医と考えが逆の方向です。大学縦社会の弊害ですね。そしてここもまた海外に比べて特殊です。たとえば、アメリカで検死官という医師には、警察官や検察官と方を並べる捜査権があるのに、日本の法医学は大学教授といえども捜査権はありません。テレビ番組のような活躍はありえません。やや脱線しましたが、福島大野病院逮捕事件の根拠のひとつは医師法21条(異状死体の届出の義務)の厳しい解釈ですが、これも法医学会が警察側で後押ししています。届け出ると担当医が業務上過失致死罪の刑事被疑者として捜査されます。こういう状況の意味するところは、日本では医師生命を絶とうと思わなければ、(患者にメリットがあって患者が望んだとしても)リスクのある治療はしないこと、に尽きます。医局は僻地などに医師を派遣しようとしますが、結果責任を問われようとする現在の状況では、派遣されても、そこに来た患者にリスクがありそうなら、遠方の高度な施設に送れ、です。地方の医療は確実に中から崩壊してゆきます。なにせ設備とスタッフの少ないところで必死になって手術をしてはいけないのです。慈善事業どころではなくなりました。
 最後に、病院の責任をあげました。これは少しかわいそうなのですが、増加している医療訴訟に対して、かなり安易に、病院が、示談や和解という形で、(過誤の判決を避けて)、結果責任を引き受けているからです。その結果として、わが国では、医療は、結果責任のような、風潮になっています。現状では過誤の判決は多くの場合において、深刻な四方損なのです。まず、普通、和解金のほうが高額、弁護士の取り分も確保、病院は過誤の評価を回避して、医師は致命的な刑事化を回避できる。刑事化すると医師は失職するでしょう。だから判決よりよい解決と考えられているゆえんです。この、和解・示談は、代理人である弁護士や裁判官が動くことはあっても専門かつ第三者の裁定者が入りません。専門の救済機関を持つ欧米と異なる点です。そうです、日本には、そういった救済機関が無いのです。
 病院の責任のもう一つは、専門職の欠損です。たとえば、ピンポイント照射のような高度な医療となった、放射線治療は、欧米では、専門の医師のほか、機械の精度維持をする医学物理士、照射計画を保障する線量計画士、診療放射線技師の3種類で支えています。日本では、まずほとんどの病院では診療放射線技師しかいません。インフラを整備せずして高度な医療は(事故とかなしで)成り立ちません。放射線事故などはシステム構築の未必の(どうでもいいやという気持ちでシステムやスタッフを配置した結果の)事故ですね。はじめから管理リスクがあるのです。現場が同あがいても疲労するだけです。高度なことができる、といいながら、その業務を適度にセーブ(しないということ)していれば事故を避けられたでしょう。
 あと、医療事故を交通事故と同列に議論する方も多いのですが、不本意な第三者を巻き込む交通事故を起こした責任と、リスクを承知で個別の診療契約を結び契約を履行する上での結果に対する責任とは契約に対する結果の解釈上、まったく異なります。刑事上はどちらも同じ業務上過失なんとかですが(刑事の法と、本来の契約法の考え方とは別ですね。故事にも多いですね。法が、ぐちゃぐちゃだと社会が崩壊します。)
 長々と書きましたが、一生懸命に働いている医者もいます。彼らが悪いのではありません。日本の法整備、インフラ整備が、未熟なゆえんです。これを、正しくする事は、行政や立法の怠慢であればあるだけ、われわれ一人一人の責任です。怠けていると、日本は患者と医師の両方の生命をさらに失います。
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病院という場所で仕事を医師と一緒におこなっています。


「手術後なのに、休暇を取るなんて!無責任だ」「夜中でもこい」などいう患者さんは多く、端から見ていて気の毒です・・・。
家族があり、自分の休養もしなければならないのに、ここ4か月一日も休んでないという医者はたくさんいます。
それなのに、特に休みなく働く若いDrなどは手取り24~5万で働かされています。

また、医療費削減は結局は、患者負担増につながり、医療費が払えない患者さんはどんどん増えています。
患者になった時に「なんでこんなに高いのか?数年前はもっと安かった」といわれても、「選挙にいきました?」と喉から出そうです。
これから、高齢者の医療費も上がりますし、ますます医療機関にとっても、患者さんにとっても厳しくなるだろうな・・・と、患者さんの相談に乗りながら思っています。
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医師です。



質問者の方が医療関係者なのかそうでないのかはわからないのですが、最近は多くの医師がやりきれない気持ちで働いているのは事実です。

「いやならやめれば・・」といわれる方がいますが、多くの医師は目の前にいる患者さんをみているとやめられないのです。医師は多いといわれていますが、先進国の中では全然多くありません。一人の医師の負担は先進国レベルからかけ離れています。医者が少なくなると目の前の患者さんが困る・・・。これがやめない1つの理由だとおもいます。小児科や産婦人科の医師の多くはこういう理由で自分の時間より患者のために時間を割いて働いています。

また、多くの医師は人を助けたいと思って医師になっています。どんなに悲惨な状況でも患者のためにがんばろうと思っています。それが、医師の労働環境をどんどん悪くしていった理由の1つだと思います(自業自得?)でも最近は自分の置かれている状況があまりにひどすぎる、、と思い始めています。われわれにも普通のサラリーマン並に労働条件改善を求める権利があっていいのでは、と思い始めています(実際は無理でしょうが)。やる気のある良い医者ほど燃え尽きていく状況です。

また、「ミスをするから仕方がない・・」といわれますが、医療ミスではなく、ある確立で起こりうる避けられない合併症に対しても医師が刑事責任を問わされるようになっています。この責任は医療関係者以外では当たり前と思っておられるかたもいるようですが、実はこれは先進国では考えられないことなのです。それを認めはじめたら、医師は訴訟を恐れて医療ができなくなるからです。しかし、日本ではおかしな方向に進みつつあります。これ以上この方向に進んでいったら、「患者のために」とがんばってきた医師が本当にいっせいに「辞めた!」となると思います。周りの医師を見ていると本当にそうなりそうで怖いです

もちろん、明らかなミスは責められるべきですので、対策は講じなければならないと思います。そのあたりは早急な改善が必要です。

日本の医療のレベルは先進国と引けをとらないんですが、医師の待遇に関しては日本は先進国並ではありません。

医療はだれもが受ける可能性と権利がある非常に重要な福祉です。現場の医療者が仕事をやめたくなるようなシステムではいけないと思います。実際、医師が問題にしているのは給料が高い、低いということではなく、医師(ばかりでなく、看護師などの医療関係者)が自分の仕事を続けていくための「やる気」を削ぐシステムとなってきていることです。これは将来的には患者側にも影響してくることだと思います。

回答を見る限り、多くの方は医師や医療に問題があると思われているようです。この問題意識をもって、どのようにしたら国民全体が良い医療を受けることができるのかを考えていける世の中になってほしいと思っています。

回答というより意見になってすみません・・・。
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本来行うべきことを行わないで手抜きしているのですから当然でしょう。



銀行員の半分というと.年収1000マン超過.日本人の下位50%の平均的収入が200マン程度ですから5倍以上の高収入です。

そのくらい当然でしょう。
むしろ.日本人の大部分を占める勤労者世帯以下の世帯の収入がバブル崩壊後急激に落ちています。
それにくら゛て.勤務医ですらかなりの所得水準を保っているのではありませんか。30-50%の賃金カットを食らっているのが普通の勤労者世帯ですから。
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建前上、医師は結果責任は問われないことになっています。


しかし、これは確かな知識と技術に裏づけられた正当な治療行為の結果。と言うのが大前提です。
ところが、医療ミスなどにより不幸にも命を落とされる患者さんはあとを絶たないのが現実です。
患者さんの死と治療の未熟さとの因果関係がつかみ辛いため、なかなか行政処分の強化も難しいようです。
あからさまな一部のリピーター医師は別としても、どこにどんなボーダーを引くかと言うと、不可能と言わざるをえません。
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マスコミは「医者と政治家の悪口さえ書いておけばOK」という風潮があると思います。

そしてマスコミ以外の一般人も、自分の幸福を願うより、他者の不幸を願う傾向があるように思います。

後者の例について説明させていただきますね。例えば公務員が厚遇されているとすると、「自分たちの会社も同じような良い労働条件にして欲しい」というのでなく「公務員の待遇を自分たちなみに引き下げろ」という人が多い、ということです。

なんとも悲しい考え方だと私は思います。

質問者様がおっしゃるように、医師は確かに大変な仕事です。某漫画の影響もあってか、最近は少しはましになったらしいですが、研修医などは手取り数万円、そして過労死も実際に出ています。「他の仕事だって大変だ」それも事実なのでしょうが、だからといって医師の仕事が大変であることを否定する理由にはならないでしょう。

>医師は慈善事業なの?

いいえ。普通のサラリーマンと同じ、生活の糧を得る手段だと思います。

>貧乏人は治療をうけられなくなるのでしょうか

このままでは、そういう時代になるのでしょうね。
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