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No.5
- 回答日時:
古代の発音について話すのは大変ですが、おそらく文字で書かれているものに、その形跡は見られませんが、ハ行の子音は「p」であったと言われます。
しかし、ここでそれを持ち出すまでもなく、中古の時代には「F」音であったらしいことは、よく知られています。少なくとも文字化されたのは、この時代(古代末期から中古の時代)と思われ、その頃の発音は金田一春彦氏が「春は曙」の一節を、俳優に朗読させたものの録音がありますが、明らかに「春」を「ファル」のように読んでいます。そして、ハ行転呼音の現象が起き始め、語頭以外の(語中、語尾)のハ行音は、ワ行音で発音されるようになります。(ただし、「現代仮名遣い」では「ワ・ア行」で書かれる決まりになっています。「ワ・イ・ウ・エ・オ」)さて、長々と説明しましたが、「祝詞」は神道の決まった機関で解説や作り方、読み方の指導が行われています。問題はその講師達が過去の学者の意向を汲んで、ハ行を意識的に発音しているケースがあるのを、私自身聴いたことがあります、いわゆる禰宜(ねぎ=神職の意味)のあげる祝詞を。
しかし、個人がそういう意識を持つ必要は全くありません。
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