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雷に打たれる確率のことは質問して回答していただいたのですが。その後調べてみると「雷に打たれると心臓や呼吸が停止するだけで心臓マッサージなどで蘇生することができる。さらに、火傷や電紋も安易に治癒する」と書いてありました。
本当なのですか?教えてください。

A 回答 (4件)

アメリカに36年住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

アスレチックトレーナーとして、ナショナルコーチの資格(今は破棄しましたが)また赤十字救急隊員として、この雷(特に私がいる中西部は雷が大変多いでもあります)への対応については書けることがあると思いましたので書かせてもらっています。

雷の人に対しての被害にはいろいろなものがあります。 直撃の場合をイメージする事が多いと思いますが、実際にはそれほど多い物ではありません。 しかし、間接的に死亡に陥る被害はかなりあるのです。 つまり、直撃でなくても雷に殺されると言う事がある、と言うことです。

お分かりのように、木も地面を水分を含んでいます。 更に雨の中の雷は非常に通電し易くなっています。 よって、木等に落ちた電流が回りの地面を伝わって人体に伝わると言う事ですね。 これをこちらではstep voltageと言います。 これで家畜の多くが殺されます。

また雷の「支流」とも言われる一部が人体を通って地面に逃げる事によって被害もうけます。 これをsideflashとこちらではいっています。 

被害としてはほかに民家の中まで伝わり(雷で電気製品が焼けてしまったとかいうあれです。) また、直接ではないですが、交通事故、電柱が倒れた為に起こる電気事故、家事、などが考えられます。

さて本題ですが、心臓が止まっていても、呼吸が止まっていても応急手当はするべきだと言う考えに基づいて、雷による被害者を蘇生する努力はしなくてはなりません。

呼吸が止まっていても人工呼吸で、また、心臓が止まっていてもCPRで器具無しに蘇生した人は数知れません。 また、それらは病院でできる事が実際にできる蘇生範囲に保つと言う事でもあるのです。 

だからこそ、呼吸が止まっても心臓がとまっていても死んでいるからと言ってほっとくわけには行かないわけです。 蘇生できる範囲の仮死状態でいる可能性を追及するわけです。

私事で申し訳ありませんが、銃に撃たれそのショックで心臓がとまってしまった人を蘇生させる事ができた経験を持っています。 つまり、銃の玉が直接死亡に繋がるとは限らないわけです。

と言う事で、雷の被害者の呼吸や心臓が止まっても蘇生できる可能性は充分あると私たちは信じています。

しかし、蘇生できないほどダメージが大きい時はあるのです。 脳や視神経関係のdamageがあることが多いからです。 もしかしたらこの方が多いかもしれませんが私は分かりません。 そして、蘇生作業は簡単な事ではありません。 知識だけではなく、(救急車の到来を待つとかで)非常に長い間する必要が体力も必要ですし、疲れてきてもテンポを保持しなくてはなりません。 さらに、何時諦めるかを決める勇気も必要ですし、希望を捨てないようにする精神力も必要となります。

蘇生は急に来ます。 100回やってだめだからと言って101回目に蘇生する可能性だってあるわけです。 つまり、蘇生のヒントになるものがないのです。

これは実際に経験して自分の無力なさを実感し、自分の体力/精神力の限界に嘆く事にもなります。

懸垂をして最後のあのもう一回への頑張りをどのようにして貫くか、そしてもう一回をやめると言う事は人の命の可能性を諦めさせる当事者なのです。 懸垂ならもうダメだで諦める事もできるしまた休んでやり直すこともできますが、蘇生に関しては当事者にとってはそう簡単ではなくなるということです。

なぜ、ナショナルコーチのことを言ったかと言うとコーチにはアスリートの安全を維持する責任がありますので雷についての知識や応急手当の能力も持っていなくてはなりません。 つまり、いつトレーニングを止め安全な所へ非難するのかを決めるのはコーチです。 その判断はあとで誰にもトレーニングを停止した責任追求の的にはなりませんし、避難したいと言うアスリートを止める権限もありません。

ご質問以上の事を書いてしまいましたがお役に立てれば嬉しいです。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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人間が被雷した場合の生存率は約80%-90%と言われています。

但し、生存者の25%には何らかの障害が残ります。

確かに被雷した場合、直接の死因は死蔵・呼吸停止によるものです。又、雷は極めて短い時間で体を通過する為、皮膚が焼ける程の時間が経過しないから火傷は意外と少ないように見えます。でも、汗とか皮膚が濡れている場合、瞬時に蒸気として気化する為、それからの2次ダメージも少なくありません。

それ意外に、鼓膜が破れるとか、眼のダメージももちろんあり、最大一億ボルトで20万アンペアの雷が例え一瞬でも人間の身体を通過した場合、やはり一番怖いのが脳神経関係へのダメージです。これらの脳神経障害は重症なケースもあるので、被雷直後の蘇生に成功したものの、後で大きな障害が残ることがあることを忘れてはなりません。
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「蘇生することもある」ということではないかと。


もろにくらったら即死の可能性のほうが高いでしょう。
大体人が死んだと判断されるのは脈の停止と呼吸の停止、瞳孔の拡大ですが、
その二つの要件を満たした人(そのようなときにはおそらく瞳孔も拡大していますが)をそんなに簡単に蘇生させることはできません。
電気ショックの電流なんかとはわけが違います。
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その情報のソースが知りたいところですが、


心肺停止状況をほっておいたら確実に死ぬと思います。

雷のやけどがすぐ治るという理論は意味不明です。
やけどはやけどです。程度によりますが、
雷による火傷が軽度とは思えません。

雷に打たれたらすぐに救急車を。
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