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村上春樹訳のキャッチャー・イン・ザ・ライのホールデンについてどう思いますか?
 私はふだんあまり本を読まないのですが、学校の国語の授業でキャッチャーインザライを読み進めてきたのですが、なんとなく理解しがたい話でホールデンは一体どんな人物なのか分かりません。

 読書家の方々がどのようにこの小説を捕らえているのか聞きたいです。よろしくお願いします!長い文章になってしまう方はメールで送っていただけると非常に嬉しいです。

A 回答 (2件)

以下の「サリンジャー戦記」はいかがでしょう。


「ホールデンはサリンジャーなのか?」に始まり
翻訳書には収められなかったサリンジャー伝記や
訳者秘話が楽しめます。お勧めですよ。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166603 …
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まずはじめに、「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は英文の原書を二度目に翻訳されたもので、「ライ麦畑でつかまえて」という題で翻訳されたのがはじめです。

村上春樹訳の2度目に翻訳されたほうは読んでいないのでなんともいえませんが、中学の時に「ライ麦畑でつかまえて」を読んだ時は、正直、つかみどころがないくせに、妙に不安になった気がします。
 ホールデンは、あの時代のアメリカのアンニュイな10代の不安と閉塞感を凝縮したキャラクターなのだと思います。いろいろなことに「うそ臭さ」を感じながら、自身の中にもその「うそ臭さ」を見つけてしまう。 ホールデンから見たら欺瞞に満ちた社会でも、実際に周囲の人々はその社会で生きているため、彼は、居心地の悪さを感じている。そういう感じなんだと思いました。自分もその中に入れば楽なのだろうけれど、どうしてもずれてしまう。
 サリンジャーの作品は、そういうアンニュイさを表現したものが多いです。ホールデンは、「○○な人物」と言い切れない、不安定な存在なんだと思います。
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