
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
凝固潜熱は熱力学的にはエンタルピーの変化(△H)ですね。
△H=△U+P△V(U:内部エネルギー、P:圧力、V:体積)
従って,圧力は変われば凝固潜熱も変わることになります。
No.2
- 回答日時:
水の融点の圧力依存性は面白い傾向となります。
一般に相転移の圧力依存性は、クラペイロン式によります。
dP/dT=ΔH/TΔV
蒸発に伴い体積が膨張しますから、dP/dT>0となります。
すなわち、圧力が高いほど沸点が高くなり蒸発しにくくなります。
一方、水が氷になる場合は逆に体積が約10%増加します。
これは、H2O分子構造の特殊性によるものですが、これによりdP/dT<0となり、圧力が増加すると融点は低下します。
このため、氷上でスケートが滑るのもスケート靴の圧力により表面の氷が融けるからです。
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