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日本語を勉強中の中国人です。NHKニュースで聞いた言葉についてお伺いいたします。「とおの都府県に出されている緊急事態宣言について、・・・」という文が耳に入りました。「とおの」という部分なのですが、それより前は、「ひとつの」、「ふたつの」・・・「やっつの」、「ここのつの」と発音するのでしょうか。その次なら、「じゅういちの」、「じゅうにの」であっているでしょうか。

また、テレビのキャプチャーの箇所は
「あすにも最終的に判断する方針
速報 緊急事態宣言 10都府県すべて解除見送る方向で調整」
となっております。
その中の「10都府県」という部分の「10」はみなさんの頭の中で何と読むのでしょうか。「じゅう」それとも「とお」でしょうか。「8」、「9」、「11」、「12」になる場合、また何と読むのでしょうか。

質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

>「とおの」という部分なのですが、それより前は、「ひとつの」、「ふたつの」・・・「やっつの」、「ここのつの」と発音するのでしょうか。

その次なら、「じゅういちの」、「じゅうにの」であっているでしょうか。
合っています。
例えば、下記のように使われます。
「ひとつのアイデアが浮かんだ」
「ふたつのキャンディーがここにあります。」
「やっつの国と、ここのつの地域から選手が来る」
「じゅういちの学校が対象となる」
「じゅうにの病院で実施される」

>その中の「10都府県」という部分の「10」はみなさんの頭の中で何と読むのでしょうか。「じゅう」それとも「とお」でしょうか。
「じゅっとふけん」です。

「8」、「9」、「11」、「12」になる場合、また何と読むのでしょうか。
「はちとふけん」と言う人もいるが、多くは「はっとふけん」
「きゅうとふけん」
「じゅういちとふけん」と言う人もいるが、多くは「じゅういっとふけん」
「じゅにとふけん」

*「一都二府四県」は、「いっとにふよんけん」と読みます。
「いちと~」とは言いません。

「~ちと~」のときは、~「~っと~」のように促音便化する場合が多い。
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この回答へのお礼

みなさん、ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。あらためて日本語の奥深しさを感じました。ご回答は全部拝見いたし、どれも非常に参考になりました。いろいろどうもありがとうございました。大変助かりました。

お礼日時:2021/02/12 11:55

数字を訓読みするのは、通常1から10までです。


和語の助数詞「つ(箇)」を付けるのは1から9まで。
10には「つ」は付きません。

 1 ひと+つ
 2 ふた+つ
 3 み+つ、みっ+つ
 4 よ+つ、よっ+つ
 5 いつ+つ
 6 む+つ、むっ+つ
 7 なな+つ
 8 や+つ、やっ+つ
 9 ここの+つ
10 とお

10を音読みする場合、後続の助数詞によって「ジュウ」または「ジッ」になります。「ジッ」は近年では「ジュッ」も認められています。

10 ジュウ+○、ジッ+○、ジュッ+○

11以上は、古い時代には「とお・あまり・ひとつ」などと訓読みすることもあったようですが、現代語では音読みになります。
ただし、14と17などの4や7は訓読みにすることもあります。

11 ジュウ・イチ+○、ジュウ・イッ+○○
12 ジュウ・ニ+○
13 ジュウ・サン+○
14 ジュウ・シ+○、ジュウ・よ+○、ジュウ・よん+○、ジュウ・よっ+○
15 ジュウ・ゴ+○
16 ジュウ・ロク+○、ジュウ・ロッ+○
17 ジュウ・シチ+○、ジュウ・なな+○
18 ジュウ・ハチ+○、ジュウ・ハッ+○
19 ジュウ・キュウ+○、ジュウ・ク+○
20 ニ・ジュウ+○、ニ・ジッ+○、ニ・ジュッ+○
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10都府県→「じゅっとふけん」です。



日本は1都1道2府43県です。
いっといちどうにふよんじゅうさんけん。
東京都、北海道、京都府、大阪府、その他43県。

1個、2個、3個…10個→いっこ、にこ、さんこ、よんこ、ごこ、ろっこ、ななこ、はちこ、きゅうこ、じゅっこ。

「とおの」と言うのは、「じゅうの」と言うのをやわらかい言葉で言ったのだと思います。

いち、に、さん、し…

ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、とお(とを)、じゅういち、じゅうに、じゅうさん、じゅうし(じゅうよん)、じゅうご、じゅうろく、じゅうしち(じゅうなな)、じゅうはち、じゅうく、にじゅう…

昔の大和言葉では
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、とを、とをあまりひとつ、とをあまりふたつ、とをあまりみっつ…とをあまりやっつ、とをあまりここのつ、はたち、はたちあまりひとつ、はたちあまりふたつ…
でした。
一桁の読み方と、年齢にのみ使う「はたち」と言う言い方は現代も普通に使いますが、「〜あまり」は今では使いません。
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「10都道府県」のように、助数詞が付いた場合の「10」は、[ジッ]と[ジュッ]の2つの読みの間でゆれがあります。

 「十”の”都道府県」のように「の」が付かない場合は、通常[とお]とよむことはありません。 「十」の本来の漢字音は[ジフ]であり、うしろにカサタハ行などの音で始まることばが来ると促音化し
て[ジッ]となるのが伝統的な形ですが、世の中では[ジュッ]のほうが一般的でしょう。「十」がのちに[ジュー]と発音されるようになり、その形に近い[ジュッ]が使われるようになったためです。 NHKでは,「10」の読みに関して、かつては伝統的な読みの[ジッ]で統一されていた時代もありました。 しかし,昭和41年の放送用語委員会で「20世紀」の読みについて
[ジッ][ジュッ]の両様の読みを認め、ほかの用例についてもこの決定を準用することを決めて以来、どちらの読みも同等に使えることになっています。
実際のNHKの放送はどうでしょうか。 これだけ[ジュッ]が市民権を得ているにもかかわらず、「消費税10%をめぐる協議…」「横綱は10回目の全勝優勝…」「20か国が参加しての国際会議…」など、アナウンサーの発音には、
年齢にかかわらず[ジッ]の発音が結構使われていることに気付きます。 ふだん使っているのは[ジュッ]ですが、放送、特にニュースなどでは伝統的な[ジッ]を使うようにしているというアナウンサーが多いようです。 伝統的な本来の読み方を選択し,信頼性を高めようという意識の表れのように見えます(いや、「聞こえます」)。
しかし,国民的ヒット曲『いっぽんでもニンジン』(作詞:前田利博)で、「じゅっこでもイチゴ…」と歌われたのが40年前です。 文化庁が行った平成15年度の「国語に関する世論調査」でも、「10匹」を75%の人が[ジュッピキ]と発音しているという結果となりました。 世の中では[ジュッ]の読みのほうがいわば「主流」となっています。 さらに、平成22年の常用漢字表の改定では、それまで「ジュウ・ジッ・とお・と」のみとされてきた「十」の読みに関して、補足として「ジュッとも」と書き加えられました。 こうし
た流れを受けて、最近の国語辞書の中には、[ジュッ]を「新しい発音」(『三省堂国語辞典第七版』)、「「じゅう」の変化」(『新選国語辞
典第九版』)として掲載しているものも出てきています。 ずっと[ジッ]で教えてきた小学校の国語の教科書のなかにも、平成24年度から、かっこ書きではありますが[ジュッ]の読みを載せているものが登場しました。 学校現場にも実態に即した対応をしようという兆しが見られます。 NHKで使われることばは、世の中から半歩遅れるくらいがちょうどいいといわれます。 NHKに伝統的な規範性を求める声は根強いものがあります。 しかし二歩も三歩も遅れると,親しみやすい放送からは遠のきます。 規範性か親しみやすさか。「「10」を[ジッ]と読むか[ジュッ]と読むか」は、放送の送り手のスタンスを映し出す“ジュー”大な問題ともいえそうです。
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「10都道府県」の発音は、「ジッ都道府県」または「ジュッ都道府県」です。

「ジュウ都道府県」ではありません。

ニュースで読み上げる場合は、聞き間違いを避ける表現のほうを採用します。ジュウはニジュウと紛らわしいので「とお」にする、シチはイチと間際らしいので「なな」にする、などの例があります。「とお」と読む場合には「十都道府県」ではなく「十の都道府県」と、「~の」という表現になります。
訓読みのひとつ、ふたつ、みっつで揃えるとか、音読みのイチ、ニ、サンで揃えるとかいうことではなく、聞き間違い回避が優先されます。

また、慣例による読み方の決まりのようなものもあります。「近畿2府4県」は「近畿ニ府よん県」ですし、「東海3県」は「東海サン県」、「九州7県」は「九州なな県」です。音訓どちらかに統一されているわけではありません。覚えるしかないです。

なお、字幕では文字数を減らして簡潔な表現をとるので、視覚的にわかりやすい「10都道府県」を使います。
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「じゅう」と発音すると「にじゅう」と聞き間違える人が出てくるから、聞き間違えのないように「とお」と発音しています。



日常生活では「じゅう」ですよ。

「貴社益々、ご清祥のことをお慶び申し上げます。」
会社対会社の挨拶ことばです。

文章でかいてるならこれで良いのですが、言葉で言う場合は「貴社(きしゃ)」では無く「御社(おんしゃ)」を使う風潮が有ります。

「きしゃ」と発音すると「汽車」「記者」「帰社」と紛らわしいからです。

「きしゃのきしゃがきしゃできしゃしました」
「貴社の記者が汽車で帰社しました」
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