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写真の河岸段丘の定義についてなのですが、川でできる段丘状の地形の事だと思うのですが、
なぜ海面という海の用語が出てくるのか分かりません。河岸段丘とは海それとも川どちらでできる地形なのでしょうか?

A 回答 (2件)

川の高さと海面の高さは連動して変化します。

海面が下がると、川は底を浸食して低くなっていきます。海面があがると、川の流れが緩やかになり、川底や河口に土砂が堆積して高くなっていきます。

 一般的には川の流れに沿ってできるのが河岸段丘で、海岸に沿ってできるのが海岸段丘のようです。河岸段丘は川の流れが削ってできるのが河岸段丘で、海の波が削ってできるのが海岸段丘にしている場合もあります。

 ところで、いくつかの川が流れ込む海岸や三角州のようなところが段丘になったらどうよべばいいのでしょうか。ここでできる段丘は側方は川によって削られますが、前面は海によって削られます。関東平野にある台地(武蔵野台地など)や大阪平野の伊丹台地がこれの例です。同じ段丘でも側方は河岸段丘、前面は海岸段丘になってしまいます。河岸段丘・海岸段丘にわけるのはあまり意味がなさそうです。地学の分野ではどちらも一緒にして単に段丘と呼んでいます。
 段丘の上面近くに海が作った地層が見られるときは海成段丘ということもあります。
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海面の低下もしくは陸地の隆起によってできる地形が海岸段丘。


川の浸食作用によってできる地形が河岸段丘。
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