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日本海海戦の際、参謀の秋山真之が大本営に打った電報は、
「本日天気晴朗ナレド浪高シ」ですね。
これは、気象庁が「天気晴朗ナルモ波高カルベシ」と打ってきたのを、秋山真之が直したものだそうです。
司馬遼太郎がこの直しが抜群だとが書いているそうです。
質問は、抜群のこの直しについて解説してください。

A 回答 (3件)

簡潔になった。


天気晴朗=遠くの視界、敵艦が良く見える。
波高し=感が揺れるので、射手の腕が重要になる。日本側のほうがレベルが高いので、圧倒的に有利。と、暗に戦闘開始前に、必勝と言い切ってるようなもの。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
1.遠方から日本の腕のよい射手が撃てる。
2.艦が揺れるので、ロシアの射撃精度が低くなる。
以上のことを<簡潔>表現しているのですね。

お礼日時:2021/03/10 14:36

司馬遼太郎に言わせると、この一文で


報告書が文学に昇華した、

そうです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<文学に昇華>ですね。
磯田道史が真之に言葉は<活字が立っているような感じ>と批評しています。

お礼日時:2021/03/10 18:01

連体形「高カル」に続く「べし」は推量の助動詞ですが、気象庁が推量表現をするのはわかります。


ただ、決戦を控えた海軍としては、「高シ」と終止形を使って断定するのが適切。

ということではないかという気がします。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<決戦を控えた海軍としては、「高シ」と終止形を使って断定するのが適切>なのですね。
戦場における決意なのでしょうね。

お礼日時:2021/03/10 14:40

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