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初代はやぶさには、イオンエンジンが4基搭載されておりました。
そのイオンエンジンは順次故障し、イトカワからの帰還途中に最後も故障しました。
そこで、故障している2基のイオンエンジンの正常に働く部分のみをつないで、イオンエンジンを復活さたのですね。
すなわち、仮にAというイオンエンジンの正常な本体(イオン源)と、Bというイオンエンジンの正常な中和器とを組み合わせたようですね。
質問は、Aの本体とBの中和器とは離れているにもかかわらず、イオンエンジンとして役目が果たせるのですか?

A 回答 (1件)

そのような作りになっていたからです。



普通はそんなことしないのですが、敢えてバイパスダイオードと言う部品を追加しています。

・・・

本来なら、メインエンジン3基、予備エンジン3基の6基のエンジンを搭載すべきだったところに重量と言う制限が掛かり、
否応なしに、メインエンジン3基、予備エンジン1基の4基のエンジンでの運用となったため、
交互に繋いで運転できるような仕組みにしていました。
実際は
 エンジンAが当初から故障して中和器がほぼ未使用状態。
 長期間の運用で中和器が死んで不安定になったエンジンB、エンジンD。
この組み合わせで行われた、
(好調なエンジンCと不安定なB,Dの運転で推力を得ていた)
で、AとDの組み合わせでは十分な推力を得られず、AとBの組み合わせで推力が得られたという事もある。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
1.<バイパスダイオード>を組み込んでいたおかげで、Bの本体(イオン源)とAの中和器の電力が、クロス結合用として供給できたのですね。
2.私が分からなかった点については、同じイオンエンジンでなく別々でも、宇宙空間でBのイオンビームとAの電子が、仮想接続すなわち橋をわたしているのですね。

お礼日時:2021/03/14 08:29

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