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何が違う?

A 回答 (2件)

小乗というのは大乗側からの上座部仏教に対する蔑称です。


ですので、学術的には上座部仏教とか部派仏教というのが正確でしょう。

上座部仏教では仏は釈迦ひとりです。なお過去にも仏がいたということで過去六仏という考えもあります。

大乗仏教ではさらに発展し、今も、あちらこちらの世界に仏がいるという考え方になります。たとえば阿弥陀如来、薬師如来、多宝如来、定光如来、大通智勝如来……、

なお菩薩も上座部仏教では釈迦が修行していたときの呼び名でしたが、これも大乗仏教になると、普賢菩薩、観音菩薩、弥勒菩薩等々、数多くいます。特に法華経では地湧菩薩ということで法華経を信じ広める人は全て菩薩だというハイパーインフレになっていますね。
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この回答へのお礼

とかく仏教は形にこだわるので名前の違いだけが羅列されていますが、中身の違いについてはどーでもよいことなのですか?

お礼日時:2021/04/01 10:01

No1です。



>中身の違いについてはどーでもよいことなのですか?

おっしゃるとおり教え方の内容が異なりますね。
もちろん中身の方が重要で、結果、仏の数もちがうのです。

上座部仏教では、基本的に修行をするのは僧侶たちです。僧侶は迷いのない境地にたどりつくため修行をします。いわゆる悟りをもとめるために努力するのです。この悟りをひらいた状態が、阿羅漢(アルハット)と呼ばれます。

ですがいくら悟りをひらいても仏陀になるわけではありません。仏陀は釈迦を除けばかって存在したという六仏です。菩薩は仏陀になった人が修行していた時期の呼び方です。

在家信者たちは、仏教徒としての戒律を守るために、このように修行している人達に寄付をすることにより、功徳になるという考えです。

大乗仏教では、むしろ在家信者たちが主になります。大乗でいう菩薩は裕福な在家信者をイメージしたものなのですよ。ですので宝冠や首飾り、腕飾りなどをしているのです。むしろこうした菩薩たちこそが正しい教えを説くというスタイルになります。

菩薩たちは仏になる資格がありながら、「○○ということが実現しなければ私は仏にならない」と願をかけるのですね。その願がすべて成就すればこの地上とは違う世界で仏陀となり、そこで法をといているとしています。

有名なのは法蔵菩薩で、四八の願をかけ、それがすべて充足したので西方の浄土という仏国土で法を説いているとしています。これが阿弥陀仏なんですよ。

厳密ではありませんが、ざっと説明しました。
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この回答へのお礼

中身の違いは全く説明はされていませんね。
中身の違いとは仏が一般の仏教徒に対し何を成すのかの違いではないですか?
仮に僧侶が修行をして仏になったとして、その結果どーなるのですか?
小乗の仏と大乗の仏はそれぞれ何をもたらすのですか?

お礼日時:2021/04/01 18:34

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