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人間のからだにある「リンパ管」ってなぜあるのでしょうか。
医学的・生物学的な解釈はどういうものでのでしょうか。
どなたか平易にお教えいただけると助かります。
また「リンパ管」があるのは哺乳類だけなんでしょうか。

質問の背景は以下のようなものです。
血管の中には、白血球のひとつであるリンパ球も流れていますが、
ではリンパ管やリンパ節は何のために血管とは別にあるのか?
血管と並行して?走っている意味があるのか?
血管内を流したくない老廃物があるのか?

しかも不思議なのは、
心臓のようなポンプがないのに、リンパ管にはリンパ液が流れている?
血管の細胞壁からリンパ液・リンパ球が浸みだして、リンパ管に移行し流れる?
リンパ管を流れ巡って、また血管に戻る?
さらに驚きなのは、
リンパ浮腫の治療手術に「リンパ管静脈吻合術」というものがあること。

よろしくお願いいたします。

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    室伏広治スポーツ庁長官が「脳原発性悪性リンパ腫」の闘病を続けているとの
    報道がありました。そして、その報道の中で、
    「脳にはリンパ組織がない」
    「にもかかわらず、原発性悪性リンパ腫を発症する不思議」
    ことに触れられていました。そうなんですね。

      補足日時:2021/04/07 22:13

A 回答 (4件)

部分的な回答になります。


必要だからです。ひ臓が良い例です。幼いころは血液を造る臓器ですが、大人になると造血機能は骨髄が果たすようになります。胸腺は30歳後半には役割を終えます。
胸腺が重要な役割を果たすことが分かってから100年もたっていないことから言えることは、専門家の言うことはあてにならないことがあり、役割が良く分からないものは不要なわけではなく、なんらかの役割を果たしていると考えるべきです。私見ですが、胸腺の機能が低下しているかどうかが新型コロナの重症化と関わりが深いと思っています。

リンパ管の中を流れるリンパ液は筋肉の動きで流れていきます。長時間イスに座ったままだと下肢がむくむのは、リンパ液の流れが止まってしまうからです。

成人の場合、体重の約6割が水分です。細胞内にも水分ありますが、細胞と細胞の隙間も水分で満たされており、これがリンパ液になります。
臓器は静脈が直接つながっていますが、筋肉や外皮部分はあいまいで、静脈へ流れ込む経路と細胞からリンパ液へ染み出す経路と二つあるようです。

リンパ液の中には細胞内の老廃物だけではなく細胞の死骸や細菌・ウイルスが混ざっており、リンパ節では細菌やウイルスを殺して静脈へ送り込むとともに炎症が起きている部位に白血球を送り込む情報伝達もやっていると思われます。
腎臓では血液内の成分調整の他に老廃物や細菌・ウイルスの死骸を排出します。
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この回答へのお礼

解決しました

livetolive さん、回答ありがとうございます。
部分的な回答とおっしゃられていますが、すごく勉強になりました。
解明されていない部分があるものの、
リンパ管には血管だけでは果たせない役割がある、ということですね。

お礼日時:2021/04/04 15:30

お礼のコメントありがとうございます。

補足です。
下肢部をマッサージするとリンパ液が良く流れ、マッサージ前後で下肢部の張りの変化がわかります。

妻が右手の腱鞘炎になった時に、西洋医学では治せないと気づいて、肩甲骨はがしのマッサージ本を頼りに、半年間右肩の素人マッサージを続けたら回復しました。それ以来、足のマッサージも含めて三日に二日の頻度で15分程度やっています。

真ん中の息子の1年半の闘病で気づいたのですが、西洋医学が得意な分野があり、西洋医学でないと治せない病気もありますが、こういう分野は東洋医学の方が優れていますし、心身のバランスという視点では東洋医学の方がはるかに優れていると思います。

東洋医学には「気・血・津液」という基本的な考え方があり、内容はオカルト的ですが、これを現代科学で見直すと「気」は全身に張り巡らされている神経、「血」は動脈血、「津液」はリンパ液と置き換えると、非常に合理的です。
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この回答へのお礼

ありがとう

livetolive さん、引き続きありがとうございました。
今回の質問で背景を書きましたが、もっとそもそもの背景は、
ヨガのインストラクターが、
「股間の太いリンパ管を手のひらで圧迫、そして開放・・・、
 これによってリンパの流れを良くし・・・、
 デトックス効果も得られて・・・」
とよく語るところから、
何でポンプがなくても流れているの?
血管と別にある意味は?となった次第です。

筋肉の動きがポンプの役目をしているとの
前回の回答は勉強になりました。
今回のコメントにも感謝いたします。

お礼日時:2021/04/06 22:24

脊椎動物は閉鎖血管系で血液、そしてリンパ管を持つのでリンパ液、組織液と存在しているところから区別して考えられます。



また、リンパ系の心臓様構造器官のリンパ心臓は、
哺乳類にはないが、魚類、両生類、爬虫類にあり、鳥類では胚期のみ存在します。

機能的には、リンパ管は、血管が回収しきれなかった血液の成分を取り込むとともに、免疫細胞のリンパ節への通り道、つまり免疫システムの一部として働いています。

なぜ、血管とリンパ管が最終合流地点まで独立して存在しているかについては、それまでの進化の過程でそうなっているとしか言いようがないかな。

なお、開放血管系の動物では血液、リンパ液の区別がないので血リンパと称されます。
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この回答へのお礼

解決しました

shiroshirochan さん、
ストレートに回答していただきありがとうございます。
リンパ管がない生物があるのでは?と思いましたが、
リンパ心臓なるものが備わった生物がいるのですね。

> それまでの進化の過程でそうなっているとしか言いようがないかな。
いまだ解明されていないというのもわくわくしますね。

お礼日時:2021/04/06 22:29

>「脳にはリンパ組織がない」


>「にもかかわらず、原発性悪性リンパ腫を発症する不思議」
>ことに触れられていました。そうなんですね。


悪性リンパ腫は、血液細胞に由来するがんの1つで、白血球の1種であるリンパ球ががん化した病気。

リンパ球が多く存在するリンパ節で発生することが多いが、全身のいずれの場所にも病変が発生する可能性があるとされてます。

リンパ系組織でないところで発生する原因は分かっていないが、炎症などで浸潤してきたリンパ球が腫瘍化するなどが考えられているようです。
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この回答へのお礼

ありがとう

shiroshirochan さん、引き続きありがとうございました。
> 炎症などで浸潤してきたリンパ球が腫瘍化するなどが
> 考えられているようです。
それなら何となく理解できます。

お礼日時:2021/04/08 22:30

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