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動物実験を何年かやっているものです。
動物の一般的手技には慣れているはずでしたが、はじめてラットでの尾静脈採血を行おうと思ったところ、なんとうまくいきませんでした。
剃刀で静脈を切ったところまではいいのですが、血がほとんど出ないときがあります(必要量は50マイクロL程)。一度出なくなると、それからどんなに深く切っても出てきません。
切る場所が悪いのでしょうか?
後で、思い返してみると、尾先から10センチメートルくらい(ラットは8週齢)だったので、もう少し先に近いところを切った方が良かったのかなあと思い返してます。
どのたか慣れている方、細かい手技やコツを教えて下さい。

A 回答 (2件)

こんにちは。


以前、ラットを用いた実験に従事していたものです。

質問者様のおっしゃるとおり、尾先の方が採血には適しているかと
思います。
私の場合は、5~6時点分位の採血が必要だったこともありますが、
尾先から、5ミリ程度のところを切り、順次尾根の方へ切り進みます。
それだけ切っても2センチ程度で済みます。
採血量も1時点分、最低300マイクロ程度です。

ラットの尾静脈は尾先から尾根に行くにつれ、楕円形になっておりますので、
尾根に近づくにつれ、採血が難しくなると思います。
尾静脈内投与でも尾先から、10センチ程度のところがベストですし。

アドバイスになるかどうかは分かりませんが、
一度試してみて頂ければ幸いと思います^^
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この回答へのお礼

非常に分かりやすく、また経験者だからこその具体的なご説明、ありがとうございます。
昔、ラットの尾静脈採血を尾の先から行い(尾先から約3ミリくらい)、血糖値を測っていたときは、結構すいすいと血液が抜けていたので、尾先の方が望ましいのではと考えていました。
練習してみます。
有難うございました。

お礼日時:2008/04/13 13:26

血が出ない場合には、より根元を切ると、採血できることがあります。


血行が悪い場合には、エタノール綿で尻尾をマッサージすると出ることがあります。
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