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労働市場が未発達だった時には、専業農家であった小農が、労働市場が発達すると兼業農家になる仕組みってどういった理由なのでしょうか。あとこれは小農にとっていいこと(利益になる?)ことなのでしょうか?

A 回答 (2件)

労働市場が未発達ならば、小農でも、大農でも、労働市場で労働力を売ることはできないですから、


大農ならば、いろいろの産物をやったり、畜産にも手を出したりと兼業の方法もあるのでしょうが、小農だと一定の経営規模以上にならないと兼業したらかえって不効率不経済になってしまうので、兼業は難しいです。(自家消費用のは「業」と言わないということで)

労働市場が発達して、時間売りで労働を売れる状況になれば、家族の一員を労働力市場に売りに出す(雇用されて働く)という方法が出てきて、家族単位でみれば兼業になれます。 また、時間制で大農に雇われて働き、その時間以外は自営農という兼業もできます。

小農にとっていいことでないのであれば、労働市場に労働力を売らないという選択は可能です。 
短期的あるいは局面的にいいかどうかと、長期的あるいは大局的にいいのかどうかは、考え方次第です。
丁稚や製造業の労働者、牧畜業の労働者、漁業の労働者になったために、健康を害し故郷を失う人もいるでしょうし、そこで運に恵まれて小農を継続しているよりは経済的にも時間的にも余裕のある生活をできるようになった人もいるでしょう。
(多くの人が大農ではなく小農だった)100年前と、(多くの人が小農を辞めて兼業でもなく労働者になっていた)50年前とを比べると、50年前の方が生活は豊かで時間にも余裕がありという状態になっていると思えます。 その100年前から50年前に変化する途中は、専業小農⇒兼業小農⇒専業労働者と変わるのですから、個々にはいろいろあるにしても、長期的あるいは大局的にはいいことなのでしょう。
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小農では収入に限界があります。


それ以上の収入を得るためには、兼業にならざるを得ませんが?
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