No.4
- 回答日時:
>シアノアクリル酸エチル、ブチルに対してアレルギーなのかどうかは
>パッチテストではっきりさせる事ができるものですか?
>であれば他の皮膚科に行ってみようかと思いまして。
ご期待に添えなくて申し訳ありません。
私は、医学の専門家ではないので、この質問に関して
確証ある回答ができません。
通常アレルギー試験にパッチテストが有効なので、
シアノアクリル酸エチル、ブチルに関しても有効だとは
思いますが、聞いたことはありません。
あくまで素人の意見です。
シアノアクリル酸エチル、ブチルのどちらも
微量の水分で固まる瞬間接着剤です。
密封状態でも保存期間が限られます。
パッチテスト部分が接着成分で固まる。
大量を皮膚につけると反応熱で火傷をする可能がある。
対象者が少ない。などの理由で皮膚科の先生が
敬遠しているのかもしれません。
皮膚科では材料入手が難しいかもしれませんし・・・
今コロナ禍なので、逆に電話での問い合わせに答えてくれます。
それ故、パッチテストに関してはこの質問での
材料知識を認識しながら、お近くの皮膚科に問い合わせて
みてはいかがでしょうか?
No.3
- 回答日時:
>来月歯科にて歯の治療をするのですが
歯医者ではないので、どのような樹脂を使うか知りませんが
樹脂で埋めた後に紫外線を照射して固めるタイプのものは、
シアノアクリレートではありません。
アクリル酸メチルやスチレンなどを光で固めるものです。
(シアノは付きません。)
治療されている時、ボ〜と口を開けていると、これらの
匂いがぷんぷんしますね。
>調べると歯科での接着剤にはブチルが使われてるという様な事を
>ネットで見たので
このブチルというのが、シアノアクリル酸ブチルなのか?
メタアクリル酸ブチルなのかは分かりませんが、
(アクリル酸ブチルは固まった後、すごく柔らかいジェル状
なので、歯の治療には使いません
メタアクリル酸ブチルもポリマーのガラス転移温度
軟化温度的なものが体温よりもほんの少し高いくらい
ですから、やはりシアノアクリル酸ブチルですかねえ。)
瞬間接着剤は手術にも使われていて、エチルシアノアクリレートでは
アレルギーが出る場合があるので、それを抑えるために
ブチルシアノアクリレートが使われているようですから、
問題ないかもしれません。
健康に関することなので、私のような素人が軽率なことを
言えませんが・・・
化学、カタカナに弱い私にも理解できるように説明頂き大変有難く助かりました。
最後に教えて頂きたいです。
シアノアクリル酸エチル、ブチルに対してアレルギーなのかどうかはパッチテストではっきりさせる事ができるものですか?であれば他の皮膚科に行ってみようかと思いまして。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>エチルシアノアクリレートはアクリル酸エステルとエチルを反応させたら
>エチルシアノアクリレートという名になるということですか?
アクリル酸とエチルアルコール(エタノール)とを反応させると
アクリル酸エステルと水が生成します。
○○酸と△△アルコールとが反応して生成したエステルという
化合物に対して
日本語ならば ○○酸△△エステル(エステルは省略する場合が多い)
という名前をつけます。
つまり、アクリル酸とエチルアルコールでアクリル酸エチルエステル
(エステルを省略しアクリル酸エチルという場合が多い。)
アクリル酸エチルとアクリル酸エチルエステルは同じ物質。
英語ならば
△△○○で語尾がateに変わる
エチルアクリレートとなります。
つまり、エチルアクリレートとアクリル酸エチルは全く同じ物質を
日本語読みしたのか英語読みしたのかの違いだけです。
ですから、
>エチルシアノアクリレートはアクリル酸エステルとエチルを反応させたら
>エチルシアノアクリレートという名になるということですか?
>そしてアクリル酸に対してのアレルギー反応は無いが
>エチルという物質に反応するとエチルアレルギーという事で合ってますか?
いいえ違います。
エチルシアノアクリレート(英語読み)
シアノアクリル酸エチル(日本語読み)は、
シアノアクリル酸 と エチルアルコール(エタノール)とが
縮合という反応をして生成するエステルという化合物です。
蛇足;無視して構わないですが、工業的には縮合という反応で
生産すると反応中に水が生成してきます。
シアノアクリレートは水が存在すると急激に他の反応を
起こす(固まってしまう)ので、単純な縮合という
反応ではなく、別経路の反応で生産しているはずです。
そしてアクリル酸に対してのアレルギー反応は無いがエチルという物質に反応するとエチルアレルギーという事で合ってますか?
>アクリル酸に対してのアレルギー反応は無いが・・・
アクリル酸は、イボやタコをとるイボコロリの主成分である
サリチル酸よりも皮膚への化学侵蝕性が強いので
皮膚に直接触れれば、すぐに大量の水で洗い流しても
水膨れになってしまいますし、放置すれば、最悪
ケロイド状になっていまします。
絶対に素手で触ってはいけません。
エチルシアノアクリレートとブチルシアノアクリレーとは、
違う物質です。
一般的にエチルシアノアクリレートよりもブチルシアノアクリレートの
方が皮膚刺激性が弱いですね。
どちらも(瞬間接着剤なので)、水分の存在で固まります。
それで、アレルギー試験をしてもらえなっかのでしょうか?
そこは私にはわかりません。
なぜ、皮膚科でエチルシアノアクリレートとブチルシアノアクリレート
のアレルギー検査をしなければならないのかわかりませんが、
>エチル、ブチルと記載されてる物には触れないように・・・・
化学的には、結構いい加減な言い方ですね。
一から説明頂き感謝です。化学はカタカナが多くて難しいですね。でもpsa29さんの説明分かりやすいです。ありがとうございます。
皮膚科で検査をお願いした理由は、来月歯科にて歯の治療をするのですが、以前エチルシアノアクリレートを使ったまつ毛につけるエクステンションで数回、目が腫れました。きっとエチルシアノアクリレートアレルギーだと思い、調べると歯科での接着剤にはブチルが使われてるという様な事をネットで見たのでエチルとブチルが同じなら歯科治療でアレルギーが出るのではないかと心配になりアレルギー検査をお願いしたら、エチルもブチルもアクリル酸だからアクリル酸には反応するだろうから触れない様にと言われパッチテストを却下されました。
No.1
- 回答日時:
>エチルシアアクリレート
エチルシアノアクリレートですよね。
(α-シアノアクリル酸エチル)
市販されている瞬間接着剤の成分ですよね。
一方、アクリレートというのはアクリル酸エステルのことを
さします。
つまり、アクリル酸とアルコールが反応してできた生成物を指します。
アクリレートだけでは、どのアルコールと反応させたものかが
わかりません。
エチルアクリレートか、メチルアクリレートか・・・・
例えていうと
犬と柴犬は同じ性格ですか?
柴犬(シアノアクリレート)は、犬種がはっきりしていますが
犬と言われても犬種がわかりません。
それを踏まえた上で
>アクリレートではアレルギー反応が出なくてエチルアクリレートで
>アレルギー反応が出るという事はありますか?
あると思います。
ある種のアクリレートでは全くアレルギーが出なかったのに
別のアクリレートではアレルギーが出たという事例はありますし
Wikiでシアノアクリレートを検索すると
毒性の項目でシアノアクリレートは皮膚刺激性があり、
アレルギー性の皮膚反応を引き起こす。
アメリカ合衆国産業衛生専門家会議(ACGIH)は、
暴露限界として 200 ppb の閾値を決めている。
とありますから、可能性はありますね。
分かりやすく例えまで書いて頂きどうもありがとうございます。と言うことはエチルシアノアクリレートはアクリル酸エステルとエチルを反応させたらエチルシアノアクリレートという名になるということですか?そしてアクリル酸に対してのアレルギー反応は無いがエチルという物質に反応するとエチルアレルギーという事で合ってますか?
なぜこの様な事をお聞きするかと言うと皮膚科でエチルシアノアクリレートとブチルシアノアクリレーアレルギーのアレルギー検査をお願いしたらアクリル酸エステルに反応してるのだろうからエチル、ブチルと記載されてる物には触れないようにするしかないと言われ検査を拒まれました。
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