都道府県穴埋めゲーム

概要
「例外だったはずなのに、いつの間にか例外が常態化する ルールが有名無実化する」
を意味する言葉を教えてください。

詳細
「なしくずし」という言葉があります。
辞書を引くと「なし崩し = 少しずつ行うこと 用例:借金をなしくずしに返す」
と出ています。

私はこの言葉を以下のような状態を指す言葉だと思っていました。

「ある決め事について、原則的に全面禁止だったはずなのに、その後、例外規定ができたり、事前に申請し、関係者の厳正な審査をパスしてようやく認められたり、そのうちに審査・許可制ではなく、届け出制になったり、果ては許可申請をすれば認められたり、その申請や許可もチェックが甘くなり、いつの間にか全面禁止や一部例外規定どころか、違反が常態化してしまった。あまりにも違反状態が多く、半数近くあるいは半数以上が違反状態になっているために取り締まりやチェックなどは行われなくなった。違反行為は全員無視、例外状態はフリーパスになった。結果としてルールは有名無実化した。
あるいは前述のようなことが懸念される状態」

例えば、
「とある駅の駅前駐輪場は駐輪許可証を事前購入した人だけが駐輪できるはずだが、ルールを知らないもの、ルールを知っているが無断駐輪する者が増え、今では誰も駐輪許可証なしに自転車を停めるようになった」
これをなし崩しを用いて表すと
「駅前駐輪場は一部の違反者によって駐輪ルールをなし崩しにしたため、現在は無料駐輪場になった」

「国民から原発再稼働反対の声が上がっていたが、国はなし崩しに原発再稼働するようになった」
これをなし崩しを用いて表すと
「なし崩し的に原発再稼働が行われている」
(↑これは例文として挙げただけであって、本質問は原発再稼働について問うものではありません)

ところが、辞書を引くと「なし崩し = 少しずつ行うこと 用例:借金をなしくずしに返す」
ですので、私の使い方はどうも正しくないようです。
なぜなら借金を返すこと、はルールを有名無実化する者ではないからです。

それでは、「なしくずし=少しづつ行うこと」ということはわかったとして
「例外だったはずなのに、いつの間にか常態化する ルールが有名無実化する」
を意味する言葉は何でしょうか?

A 回答 (2件)

私も、なしくずし、済崩が実は借金返済やちょっとづつやり遂げるなどの言葉だとは、今まで思ってもなかったです。

 なんとなく、「ちょっとづつ壊す、崩す」だと思っていたです。
言葉の用法というのは、結構流動的なのだなあと、改めて思いました。

日本語なのか、ちょっと分かりませんが、アノミー、または アノミー化、アノミー現象、ラベリング(レイベリング)無効化などと表現しても、意味は通じるかもしれません。

ただ、多くの場合、ストレートに、「規範の概念変化」とか「社会常識の変化」と表現した方が、正確だし、コミュニケーションでより有効だと思います。

「例外状態の常態化」や「逸脱とは感じないものの多数化」よりは、分かり易い気がします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
アノミー化、ですね

お礼日時:2021/07/20 10:21

私は、そのまま「有名無実」が一番しっくりきます。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私が知りたいのは、「物事のルールが徐々にルーズ、あいまいになり、極少数の違反者がそのうち、1割、2割、と増えていき、
それに従って違反の取り締まりや世間の目が行き届かなくなり、
そのうちに違反が違反であることを知らない人まで増えてしまい、
そのうちに少数派が多数派に逆転してしまい、
最後は最初のルールや決まりと正反対の状態になってしまう」
というのを表現する慣用句、熟語はあるでしょうか?
ということです。

有名無実化する、でもいいのですが、それはすべて終わってしまった状態ですよね。また、徐々に変化が起きたのか、それとも一夜のうちに逆転してしまったのか、が表現されていないですよね。

お礼日時:2021/07/21 23:16

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