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豚ロースとチーズは30度の気温で放置していると、どちらが腐りやすいでしょうか?
ちなみに虫対策は十分にしているものとします。

A 回答 (4件)

「腐る」というのは、カビや細菌などの微生物が繁殖して有機物を変質させることを言います。

微生物が繁殖するためには、栄養分(有機物)と水分が必要です(多くの場合は酸素も必要です)。

まず、水分が少ないほうが腐りにくいと言えます。
(水自体は無機物なので腐りません。水に混入した有機物が腐るだけ)

生の豚ロース肉の水分は65~70%程度です。人体の水分も60%程度です。
チーズの水分は種類によってかなり違います。パルメザンやミモレットなどの長期熟成型ハードチーズは水分が少ない。ミモレットを「干からびたチーズ」と言った元首相がいました。
一方、非熟成型のフレッシュチーズは水分が多いので長持ちしません。

なお、プロセスチーズ以外は酵母や乳酸菌が生きているので発酵が進んで品質が劣化します。過発酵は腐敗とほぼ同じことです。(発酵と腐敗は同じ現象で結果が有益か有害かの違いだけ)。

清潔な工場で密封包装されたチーズはカビや有害細菌が少ないので、精肉店やスーパーのバックヤードで切ったりパック包装された生肉に比べれば、腐敗する要因は少ないと言えます。

ということで、豚ロースとチーズのどちらが腐りやすいかは、チーズの種類によるし、どんな状態で放置するかによります。
(虫が近づかないように対策すれば腐らないということはありません)
「肉とチーズ」の回答画像4
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基本的に豚ロース。


 精肉はそれなりの雑菌が付着していますが加工品であるチーズの表面にはそれほど付着はありません。また雑菌の繁殖には菌が自由に使える「自由水」が必要ですが、加工品はそれが少なく、菌が使いにくい「結合水」の割合が多くなります。温度条件が同じなら初発の菌数と自由水の量が多い方が腐りやすくなりますね。
 ところで虫対策って何のことでしょう。
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tukachannです。


誤解のある回答だったので補足です。
乳酸菌が生きたままのナチュラルチーズと言われているものは、暖かい状態だと雑菌じゃなくて、乳酸菌自身がどんどん増えたりします。

発酵と腐敗の微妙なところですね
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チーズは乳酸菌で発酵させているので、一般の微生物は繁殖しにくい傾向があります。


その点で肉類の方が微生物が増殖しやすいですよ。
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