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「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉があるそうですね。はじめて聞いたときは衝撃を受けました。どういう意味だと思いますか? また(これをぜひ聞いてみたいのですが)この言葉が当てはまる実例ってあるんでしょうか?

A 回答 (15件中11~15件)

取り敢えず頭に浮かんだ「この言葉が当てはまる実例」


1、ヒトラーユーゲントの青年達が、自分たちの行為はドイツ精神を世界に示す正義の行為だと信じていたこと。
2、遺伝子を操作する科学研究が、地球生命環境を破壊し、人間をも悲惨な運命に導くかもしれないこと。
3、オウム真理教に入信した人々の、当初の入信の動機は純粋で献身的なものであったこと。
4、アフリカの飢餓を救おうと寄付された高栄養の粉ミルクが、現地の不潔な水と消毒しない容器のために広範囲に食中毒と下痢を発生させ、多くの乳幼児を死に至らせたこと、等。

 総じて一般的に、人間の行為は悪意から出たものより善意から出たもののほうが多いでしょうが、それらがどのような客観的な結果を招くかといえば、むしろ当初の目論見を大きく離れて、思いもよらぬ悲惨な結果を招くことは珍しくないことと思います。
 
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「地獄は善意にあふれている」という表現もします。


この言葉を使ったので有名なのはマルクスやサミュエル・ジョンソンあたりですが、聖書やキケロの箴言にも似たような言葉があると聞きました。
 良いことと思っていた行動が、実はとんでもない悲惨な出来事への序曲であるという意味にとることが多いですね。また、とてつもない苦しみが、皮肉にも善意の行いによって生じているという意味にも使います。
 例えば、「王道楽土」を作るために満洲(中国東北部)に行った人たちや、「世界を前より平和にする」ために出兵する人たちなどは、その典型でしょう
 最近ではヨーロッパで「自国から異文化を排除して、自分の国に帰ってもらうことこそ、真の異文化の尊重である」という意見が出てきているようですが、自分にとって「よい行い」「よい配慮」が、結果としてとてつもない悪行であるという意味で、こんなのもありですかね。
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外国の諺で「善意で踏み固められた道も地獄へ通じていることがある」というものがあります。


確か「よかれと思ってやった行いもとんでもない結果を招いてしまうこともある」といった意味合いで、ご質問のお言葉とほぼ同じかと思います。

貴志祐介さんの著書「黒い家」の中にこの諺が引用されています。

本の中で実例として、
「子どもが育つには親の保護が不可欠だけれど、社会保障が充実して親がなくても子が育つようになると、生みっぱなしで後は捨ててしまっても社会が結構面倒をみてくれるので、普通に子育てをするより、多くの子孫を残すことができる。
つまり一生懸命子育てをする(K戦略)より、子どもを作って逃げる戦略(r戦略)の方が有利になってしまった。
弱者に優しいはずの福祉社会が、皮肉なことに冷酷なr戦略の遺伝子を急速に増加させることになってしまった。」
ということが挙げられていました。

K戦略とは人間のように少数の子どもを大事に育て、r戦略とは昆虫のようの大量の子孫を作って後はほとんど放りっぱなしにするやり方だそうです。

児童虐待のニュースが格段に多くなった昨今、うなづけるものがあるように思います。
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「良いことだと思ってやっても実際は悪いことだった、しかし最後まで良いことだと思っている」


こういう意味だと思いますよ。つまりうわべだけ見て単純に考えていると、その考えが間違っているのにそれも分からないということですね。
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その言葉は始めて聞いたんですが、面白いですね。

言葉の感じでは一般的には良いと思われるようなことが実は悪をはらんでいる、悪の一歩である、みたいな意味かな?と思いましたが。ちょっと調べてみたら色々で、「心がけばかりよくても、行動が伴わなければなんにもならない」とおっしゃってる方もいました。何でも西洋の諺だそうで。
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